寝不足について(2023.5.13)

文字数 470文字

 眠れない日が続くと、だんだんと寝不足が普通になり、寝不足であることを忘れる。

 あれ、なんでこんなに眠いんだろう?

 とぼけたことを思う時点で寝不足なのだが、寝不足であることを忘れているのだから、だいぶ寝ぼけている。起きているのか寝ているのか、ときどき分からなくなるのは、パソコンに向かって詩を書いている時だ。自分で書いて、自分で読んで眠くなるのだから、うとうとするために書いていることになる。もしかしたら、入眠前に僕の詩を読んでいる人もいるのかもしれない。それはそれで重宝がられているのだから、喜ぶべきだと思う。

 あれ、これは詩じゃないけど眠いのは、どうした訳だろう?

 たぶん、おそらく、詩に限らず、僕の書く文章は眠くなるに違いない。そういえば、三行日記を書いている途中で、眠ってしまったこともあった。おそるべき入眠効果だ。「眠くなる詩」として出したら、少しは需要があるような気がする。入眠効果がある詩を書ける僕が寝不足なのは、眠気と戦いながら詩を書いているから。
 いつか、目の覚めるような詩が書けるようになりたいと寝ぼけながら夢みている。
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