TVアニメ「アオアシ」(NHK Eテレ)(2022.8.6)

文字数 542文字

 「キャプテン翼」の連載開始とほぼ同時期にサッカーを始めた僕は、大空翼よりも日向小次郎が好きで、自身もフォワードだったこともあり、やはりサッカーはフォワードを中心に観戦してしまうのだけれど、当時と違って今はゼロトップなど様々な戦術があって、純粋なフォワードよりもトップ下やボランチがチームの中心で、人気選手もそのポジションに多い。今、注目しているのは鹿島からベルギーへ移籍した上田綺世だ。ストライカー不足と言われて久しい日本代表にあって、最も期待できると信じている。
 前置きが長くなったが、ここからが本筋だ。
 現在NHK Eテレで放送している「アオアシ」は、最新のサッカー戦術を知る上でとても刺激的で、滅茶苦茶面白い。ゼロトップ、トップ下、ボランチなどの戦術を更に進化させた理論と主人公青井葦人の葛藤、気づき、成長に思い切り感情移入してしまう。僕が子供の頃に「アオアシ」が放送されていたら、もう少し上手くなっていたんじゃないかな。原作を読んでいないので、「天才フォワード」葦人の成長物語だと思って観始めたら、ことごとく裏切られてきた。サッカー観が変わるくらいの展開が続いている。毎週土曜日に録画して夕飯を食べながら観るのだが、今も観終えて、次が観たくて仕方ない。いやぁ、マジで面白い。
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