堀江翔太、今季で引退(2023.12.6)
文字数 845文字
堀江翔太の存在を知ったのは、彼が帝京大学の主将だった頃だ。当時のポジションは№8で、判断力、機動力など存在感抜群の選手だった。それだけなら、毎年のように大学ラグビー界の「顔」的選手がいるからいつしか忘れてしまうのだが、堀江は「卒業後は№2(フッカー)に転向する」と明言していたので、ものすごく印象に残っている。つまり、大学までは№8でも通じるが世界で戦うには小さすぎる、そして自身の能力を最も発揮できるのはスクラム先頭の中央に位置し、ラインアウトでのスローワー、モールでもボール保持を担うフッカーであると認識していた訳だ。彼自身が、全てにおいてバランスの良い選手であり、チームを鼓舞でき、頭が良いことから、有言実行で日本代表のフッカーに成長した。何が凄いかと言うと、やはり自身でビジョンを明確に持ち、それに向かってトレーニングから体型までを進化させていく推進力だろう。今となってはトレードマークとなっているドレッドヘアも、最初は世間からかなり批判を浴びたという記憶がある。日本代表なのに……なんていう声を聞くと、別に見かけでラグビーする訳でもないのになぁ、と疑問に感じたことを思い出す。もちろん、結果が全ての世界だから、今では誰も何も言わなくなったのは、堀江が見事な活躍を見せたからだ。
ワールドカップでも輝き、一区切りということなのだろう。もしかしたら、ワールドカップで引退を考えていたのかもしれないが、昨年のリーグワンでは準優勝に終わったので、優勝して引退という軌道変更だったのかもしれない。真相は分からないが、もう少し堀江翔太のプレーを見れるのはとても幸運だと感謝する。
見た目はインパクト大だが、プレーは繊細かつ気が利くので、リプレーを観て「あぁ、あそこで堀江が絡んでいたのか」「堀江が指示出しているじゃん」と気づくことが多いのだ。献身的な選手なのでチームになくてはならない。タックルだけでなく手も足も上手く、とても器用な選手でもある。最後まで楽しませて下さい。期待しています!!
ワールドカップでも輝き、一区切りということなのだろう。もしかしたら、ワールドカップで引退を考えていたのかもしれないが、昨年のリーグワンでは準優勝に終わったので、優勝して引退という軌道変更だったのかもしれない。真相は分からないが、もう少し堀江翔太のプレーを見れるのはとても幸運だと感謝する。
見た目はインパクト大だが、プレーは繊細かつ気が利くので、リプレーを観て「あぁ、あそこで堀江が絡んでいたのか」「堀江が指示出しているじゃん」と気づくことが多いのだ。献身的な選手なのでチームになくてはならない。タックルだけでなく手も足も上手く、とても器用な選手でもある。最後まで楽しませて下さい。期待しています!!