メリー・クリスマス(2023.12.25)

文字数 343文字

 年末になると気が急く、とか。年始になると気が改まる、とか。最近はほとんどなくて、大掃除、年越しそば、年賀状、おせちに初詣は年々おざなりになり、ただただだらしなく日々を浪費する年末年始を過ごすのが、ここ数年の有様だ。子供達が大人になれば、クリスマス商戦にも参戦せず。師走は遠くになりにけり的な十二月を過ごしている。会社の忘年会もないし、ほんとのんびり。そうだな、僕にとっての年末年始はしばしの冬眠みたいなものになりつつある。食べて飲んで眠って、気づいたら年が明け、一月五日の出社日に備える。体重計は壊れたままだから、不摂生の結果は神のみぞ知る。

 何の予定もない一週間は、とても贅沢だと思う。その前哨戦として、何もないクリスマスを過ごしている。今日の夕飯は鯖味噌です。メリー・クリスマス!
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