モーニングぜんざい(2022.9.3)

文字数 295文字

 目覚めたら、無性に甘いものが食べたくて、食品保管棚を物色すると「パックぜんざい」を発見。確か、正月に買ってそのまま存在を忘れていたが、まさか九月に救世主になるとは。賞味期限も問題なしだ。
 お椀に流し込むと栗もひと粒入っており、気分が上がる。
 続いて、使い慣れたレンジ用温め容器に常備品の餅を入れ、水を張る。
 ふたつを電子レンジに入れて一分。容器から餅をお椀に入れて完成である。
 
 う~んっ、美味い。でもって、熱甘い。気分も腹も大満足である。

 遠い昔、小学生の頃、剣道の寒稽古後に食べたぜんざいを思い出す。僕のベストぜんざいは、道場で正座して食べたあのひと椀だが、残暑のぜんざいも悪くない。
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