フォロン展~東京ステーションギャラリー(2024.9.8)
文字数 418文字
東京ステーションギャラリーで開催中の空想旅行案内人「ジャン=ミッシェル・フォロン」展に出掛けてきた。
フォロンのことは何も知らなかったのだが、駅に貼られたポスターの色使いがとても美しくて、ひとめ惚れして、是非とも行ってみたいと思ったのだ。
多くの作品に登場するリトル・ハット・マンの佇まいが良い。感情があるような、ないような不可思議な存在であり、淡々とした愛らしいキャラクターである。そして、青と赤を中心としたグラデーションもフォロンの象徴とも言えるが、現物はほんとうに美しい。また、顔や矢印への執拗なまでのこだわりが面白い。構図とアイデアの豊富さにも驚かされる。
メッセージ色の強い作品もあり、楽しいばかりではない。戦争を批判する作品は、主に赤を中心に描かれているのだが、色使いだけでフォロンの怒りが伝わってくる。色使いの天才だと思う。
フォロンの作品を見ているとホッとする。と同時に考えさせられる。行って良かった。超オススメです。
フォロンのことは何も知らなかったのだが、駅に貼られたポスターの色使いがとても美しくて、ひとめ惚れして、是非とも行ってみたいと思ったのだ。
多くの作品に登場するリトル・ハット・マンの佇まいが良い。感情があるような、ないような不可思議な存在であり、淡々とした愛らしいキャラクターである。そして、青と赤を中心としたグラデーションもフォロンの象徴とも言えるが、現物はほんとうに美しい。また、顔や矢印への執拗なまでのこだわりが面白い。構図とアイデアの豊富さにも驚かされる。
メッセージ色の強い作品もあり、楽しいばかりではない。戦争を批判する作品は、主に赤を中心に描かれているのだが、色使いだけでフォロンの怒りが伝わってくる。色使いの天才だと思う。
フォロンの作品を見ているとホッとする。と同時に考えさせられる。行って良かった。超オススメです。