祇園祭「後祭」(2024.7.24)

文字数 512文字

 今年はちょうど夏季休暇を取れた(というか、取るなら今日くらいしかなかった)ので、後祭の山鉾巡行を観ることができた。朝から雷雨の予報だったが少しズレたようで、陽が射していない分、暑さは昨日までよりマシだった。

 以前にも書いたが、観光客は前祭よりも格段に少なくて、僕は後祭の方が好きだ。

 前祭の巡行(7月17日)を終えると、一気に夏本番になるというのは時代が変わっても同じで、今年も気温上昇が激しい。時折、マイボトルを口にしながら様々な山鉾を観ていたのだが、神輿とは違ってゆったりとした気分で楽しめる。大きなもの、小さなもの、派手なモノ、地味なモノ、山鉾と言っても規模が違うので、どうしても観客の目は大きな鉾に向けられる。角を曲がる時の掛け声や車輪の下の整えなど、見どころが多いから当然だろう。でも、小さな山も良く見ると美しい設えが見事で、鉾のような迫力はないけれど、優雅さを感じる。

 明日からまた忙しくなるので、今日は山鉾巡行を観てまったり過ごした。それにしても、年々、海外の観光客が増えている。彼らの目にはどのように映るのか、とても興味がある。

 祇園祭は神事であり、7月31日までまだまだ続く。無事に執り行われますように。
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