五十一 GWの二人
文字数 1,218文字
いないと答えると、自分の彼女自慢が始まる。画像を見せられる。盛りまくっているので、なんとも答えられない。
高校時代の加工してない画像も見せられた。……かわいいじゃないか。4―tuneの一年女子レベルだ。ほめ過ぎかな?
ひさびさに汗をかいて発散できた。
ドーンは運動センスのかたまりだった。とくに体の切り返しと反応。ラグビーの背番号9番を連想させる動き。敏捷性は間違いなく俺に勝る。
バスケなんかでなく別の球技のが合っているかも
「……俺のベッド、俺の枕で」
戻ってくると、たしかに待っていてくれた。俺のベッドで爆睡していた。コンビニには抜けだしたらしい。俺の分らしき炭酸飲料と缶コーヒーがあった。
俺は微糖コーヒーを飲みながら二時まで勉強して、タオルケットをかけてフローリングで寝る
次回「六人の魂が詰まっていた」