第133話 気立てのよい女性 徒然草36

文字数 275文字

□「久しく訪れていない頃、いかばかり恨んでいるだろうと、我が怠慢を思い知られて、言葉なき心地するのだったが、女の方より、「召使いがいますか。ひとり来させてください」などいってきたので、有難く嬉しけれ。そんな気立てをもった人ぞ良き」と人が申し侍らしていた、さもあるべきことなり。
※兼好先生もきりっとしたいい男で女性にもてたことでしょう。自分の経験も少しはあるよというニュアンスで「高貴な方が女性からお誘いをうけた」という話しになさった。そんな優しい心持ちの人がいるのでしょうか、私には経験がないので、「さもりありなん」とは言えないのであります。
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み