第69話 左義長 徒然草180
文字数 260文字
□左義長は、正月に打ちたる毬杖を、真言院より神泉苑へ出して、焼き上げていた「法成就の池にこそ」とはやすののだが、これを神泉苑の池のことを言うのである。
※左義長は、正月の松飾を神社などに集めて15日頃に焼くのが一般的で”どんとやき”などと言われる。真言院は平安時代に空海の奏請により朝廷の修法道場となった。その真言院から神泉苑へ毬を打ちだしその杖を3本を結び、火の上に三脚に立て、食物を調理したらしい。神泉苑は真言宗の寺院で池がある。お焚き上げの時「法成就の池にこそ」と囃子うたったという。
※左義長は、正月の松飾を神社などに集めて15日頃に焼くのが一般的で”どんとやき”などと言われる。真言院は平安時代に空海の奏請により朝廷の修法道場となった。その真言院から神泉苑へ毬を打ちだしその杖を3本を結び、火の上に三脚に立て、食物を調理したらしい。神泉苑は真言宗の寺院で池がある。お焚き上げの時「法成就の池にこそ」と囃子うたったという。