第224話 六時礼賛 徒然草227

文字数 279文字

□六時礼賛は、法然上人の弟子で、安楽という僧が、経典の文を集めて作り、勤行にしていた。その後、太秦の善観房という僧が、節の音符を定め、法会などの際に経文に節をつけてうたう声明にした。一念の念仏の最初のものである。後嵯峨院の御代より始まれり。法事讃も同じ善観房始めたものである。
※六時礼賛は、一日の内、念仏・読経を行う六度の勤め。最朝(卯の刻:5ー7時の間)・日中(午の刻:11-13時)・日没(酉の刻:17-19時)・初夜(戌の刻:19-21時)・中夜(亥・子・丑の刻:21-2時)・後夜(寅の刻:3-5時の間)。経文に節をつけて唱えるということですか。
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