第72話 飼い犬の咎 飼い犬の咎 徒然草183

文字数 376文字

□人を突く牛は角を切り、人に嚙みつく馬は耳を切り、その印とする。印を付けず人に怪我をさせるのは飼い主の咎である。人に噛みつく犬を養い買うべからず。これは皆、咎あり、法律で禁ずるものである。
※最近は犬の放し飼いは無くなり、野良犬に噛みつかれることはなくなった。戦後は野良犬がおり、犬殺しという人がいて、固い針金で、犬を掴まえていたらしい。保健所でも狂犬病になる危険性があるので、放し飼いの犬を掴まえ、殺処分していたという。鎌倉・南北朝時代は、牛や馬は運搬の道具として日常使われ、庶民も目にする機会があったのだろう。牛の角を切るのは分かるけれど、馬の耳を切って印としていたのですか。近所で飼い犬の耳を切って格好よく耳を短く立てるようにしている黒犬を飼い始めた。大きくなり吠えるとうるさくなりそう。鳴かないように、内側に棘付の首輪をする所もあるとか。
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