第143話 強盗 徒然草46

文字数 191文字

柳原の辺に、強盗法印と名付けられた僧がいた。たびたび強盗にあいたるゆえに、この名をつけられたという。
※何度も被害にあうということは、金持ちの僧侶だったのだろう。何もなければ、強盗も盗みようがないだろう。強盗をするのでなく被害を受けた人を、強盗何某というのは、相手をおちょくっているからだろう。顔を見れば優し気な顔をしている坊さんなのに、夜になると豹変する怖い人なのかもしれない。
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