第90話 退凡下乗 徒然草201
文字数 295文字
□退凡・下乗と書いてある卒塔婆は、外側にあるのは下乗、車馬の乗り入れを禁ずであり、内側にあるのは退凡と書いてある。
※日本国語大辞典によれば=仏語。釈迦が霊鷲山(りょうじゅせん)で説法したとき、摩訶陀(まかだ)国王頻婆沙羅(びんばしゃら)がこれを聞くために道を開いて、中間に建てたという二つの卒都婆。すなわち、一つは下乗と記し、王はこの所から歩き、一つは退凡と記し、凡人をこれより内には入れさせなかったというもの。
例題古語辞典では、退凡(凡人の立ち入り禁止)と下乗(車馬の乗り入れ禁ず)は理解できたが、その言葉の背景はネットでなければ分からなかった。
※日本国語大辞典によれば=仏語。釈迦が霊鷲山(りょうじゅせん)で説法したとき、摩訶陀(まかだ)国王頻婆沙羅(びんばしゃら)がこれを聞くために道を開いて、中間に建てたという二つの卒都婆。すなわち、一つは下乗と記し、王はこの所から歩き、一つは退凡と記し、凡人をこれより内には入れさせなかったというもの。
例題古語辞典では、退凡(凡人の立ち入り禁止)と下乗(車馬の乗り入れ禁ず)は理解できたが、その言葉の背景はネットでなければ分からなかった。