第2話 高名の木登り 徒然草109

文字数 252文字

□木登りの名人が、指図して、高木の梢を切らせた。
上の方で作業するときは、危なそうに見えても何も言わない
降りる時、軒の高さになって「誤らず、心して降りよう」と言葉をかける。
□こんな低い所では飛び降りることも出来るのに、何故高い所で注意しな
いのですかと訊ねた。
□目がくらむ高い所は己が十分注意する。やさしい所に来て、誤りを起こ
すものである下郎な名人であるが、聖人のような適切な戒めをいうものだ
※長距離運転をし気を張って運転するが、家が近くなると、つい気が緩み、
事故をおこしたという話しは良く聞く。
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