第134話 礼儀と馴れ 徒然草37

文字数 280文字

□朝夕隔てなく馴れたる人が、何かことのある時に、我に気を遣い、キチンとする様に見ゆるこそ、「今更こんな風にするのだろうか」など言う人もありぬべけれど、なお立派な態度の人かなとぞ覚える。親しくない人が、気をゆるしたことなど言うのも、また楽しい気分きっとなると思はれるだろう。
※親しき仲に礼儀ありというのですかね。かしこまった場所で馴れ馴れしくするのでなく、気遣いが必要でありましょう。又そんな中で、懇意で無い人が気を許した態度で話しかけるのも、よしというのでしょう。宮中での雰囲気は一般人に想像できないような、空間があるのでしょうか。
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み