第159話 こいしく 徒然草62

文字数 276文字

□延政門院が稚くていらっしゃった時、院へ参上する人に御伝言と申され給った御歌がある。ふたつ文字牛の角文字すぐな文字ゆがみ文字とぞ君はおぼゆる平仮名のふたつ文字は「こ」・牛の角文字は「い」・すぐな文字は「し」ゆがみ文字は「く」=こいしく天皇のことを「こいしく」思われますということだった。延政門院は1259-1332 鎌倉時代,後嵯峨天皇の第2皇女。
※庶民と違い皇室では父と娘といっても、離れて暮らしているのでしょうか、幼い皇女にとってはお父さんなのだから、優しく声をかけ、ハグでもしてもらいたかったのでしょう。可愛くて才能があるという、いいですね。

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