第121 斎王って 内親王 徒然草24

文字数 537文字

□伊勢神宮に仕える未婚の女性の、野宮におわします有様こそ、つつましく興味をひくこと限りないとは覚える。「経」「仏」などを避けて、仏像を「中子」、経を「染紙」など言うなるもおかし。すべて神の社こそ、ぞっと身にしみるぐらいすばらしく、雅やかなものなれや。なんとなく森の景色もいわくありげなふうで、玉垣をわたして、榊に木綿を懸けたるなど、なみなみではない。ことに趣があるのは、伊勢・賀茂・春日・住吉・三輪・貴布祢・吉田・大原野・松尾・梅宮。
※斎宮とか斎王は未婚の女性が仕えるのですかね。なにか神秘的な感じがしますね。雅で厳かで、がらっぱちの庶民には分からない雰囲気なのでしょう。男は粗野で乱雑な者がおおいですが、女は繊細できれい好きな人が多いですね。
※2 斎王は飛鳥時代の天武天皇から南北朝時代の後醍醐天皇までは、天皇に代わって天照大神に仕える「斎王」が未婚の内親王や女王から撰ばれ伊勢で過ごした。斎王とは別に伊勢神宮には天皇に代わって祭祀を行う「祭主」がおり、元皇族の女性が勤めている。17年に上皇ご夫妻の長女の黒田清子さんが就任した。秋篠宮さまがR4年4月21日伊勢神宮に参拝し、皇位継承一位を報告され、祭主の黒田清子さんが出迎えられ玉串を献げられた。と新聞にありました。

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