第11話 人の身にやむことを得ずして営むところ 徒然草123

文字数 421文字

□無益なことをし、時間を浪費するのは、愚かな人、僻事(ヒガゴト)する人という
※無益、有益の判断は現在は多様化しているので一概には言えないのではないか。
※ヒガゴトは道理に合わないこと。趣味は余り益はないけれど、自分にとっては有益。
□国のため君のためやむことを得ずしてなすべきこと多し。
 その余りの暇はいくらもない。
※改めて国にため自分は何をやっているのか、選挙・・・
※兼好さんはエリートだから国や主君の仕事が大変だったのでしょう
 暇なとき自分好きなことをするのも楽しいものですけどね。
□人の身にやむことを得ず営むところ
1,食べる事    飢えず
2,着る事 寒からず、風雨に侵されず
3,住居 静かに時の過ぎるを楽しみ
4,薬 病に冒されたときの愁いを我慢できない
人間の大事はこの3つに過ぎない
この4つ以外を求めるの驕りである
※現代人は皆驕り過ぎなのでああろうか。
 時代にもよるのでしょう。
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