第230話 咎められる態度 徒然草233
文字数 307文字
□あらゆる咎められるべき欠点を無くそうと思うならば、何事にも誠実であり、人を分けへだてせず、礼儀正しく、言葉も少いほうがいいだろう。男女老少にかかわらず、皆なそのような人が良いのであるが、殊に若くて格好の良い人で、言葉が遣いが麗しいひとは、忘れがたく、心惹かれるものである。よろづの欠点は、馴れたる様子で巧者めく態度、得意満面な気色をして、人をないがしろにする態度から生ずる。
※誠実で、人を分け隔てせず、礼儀正しく、お喋りでない方が人としては良いだろうと先生は仰る。今も昔も根元は変わらないようです。その反対に手慣れた様子で、経験豊富なのを自慢し、人を見下したような態度をとる人は、いつか咎められることだろう。
※誠実で、人を分け隔てせず、礼儀正しく、お喋りでない方が人としては良いだろうと先生は仰る。今も昔も根元は変わらないようです。その反対に手慣れた様子で、経験豊富なのを自慢し、人を見下したような態度をとる人は、いつか咎められることだろう。