第３４話　鹿茸（ロクジョウ）　　１４９

□鹿茸（鹿の袋角：夏至の頃生え変わる鹿の角）を鼻に当て嗅ぐべからず。小さな虫がおり、鼻より入り、脳を食べると言われる。
※鼻から息をして肺に入ってくるものは、十分注意をしなければならないという尊い教えだろう。
最近のコロナウイルスも息をして鼻からウイルスが入り、肺の機能を破壊して死に至らしめている。微粒の物質を鼻から吸い込み肺に金属製の物が刺さり、死に至る。発がん性の物質を含んだ建材を使用し、防塵マスクも着けず、もろに吸い込みアスベストで病気になり死んでいった人を実際に知り合いでいた。
鹿茸を嗅ぐことによる鼻から肺へ行き脳へいき病気になる。一つの事柄を格言というか警鐘というか、マスクをして注意して1年の煤払いでも気を付けてやりなさいということであろうか。