03 昭和38年 『青春の息吹』シリーズ  石川フミヤス 

文字数 949文字


 貸本漫画を読んでぼくが青春を夢見たのは、永島慎二なんだ。
 しかし、横山まさみち、みやわき心太郎、石川フミヤス、川田漫一という名前もすぐに思い浮かべることができた。

 とくに石川フミヤスは、劇画タッチで、繊細な気持ちを描いていたと思う。

 昭和12年(1937年)4月生まれだから、この時26歳。



 1956年12月、日の丸文庫より『復讐の鬼』でデビュー。
 その後は『影』(日の丸文庫)、『街』(セントラル出版)などの貸本漫画誌に執筆。
 1959年、さいとう・たかを、桜井昌一、辰巳ヨシヒロらとともに漫画家グループ「劇画工房」に参加する。
 1960年、「劇画工房」解散後「さいとう・プロダクション」設立と共にスタッフとなる。
 1963年、代表作となる高校生を主人公とした青春漫画『青春の息吹』シリーズを発表。
 以後8巻まで刊行された。  『ウィキペディア』より引用。



 
 この『青春の息吹』シリーズを今回調べて第9号「母と子の青春」が出版されていることがわかった。




 もう1冊「汚された青春」のタイトルだけがわかっているんだけれど、いまの時点で確認できたのは16冊だけなんだ。

 シリーズのNo.8「青春日記」は全8巻、ページ数だと1000枚の大長編。
 当時の貸本漫画の世界が、かなり自由度の高いことを証明しているよね。

 シリーズ  1  「海の見える丘」   170円 
 シリーズ 2  「チビッコ探偵」      
 シリーズ 3   「青春の鼓動」    200円    
 シリーズ 4  「灼熱の青春」   
 シリーズ 5  「青春の素顔」  
 シリーズ 6  「遥かなる青春」
 シリーズ 7  「青春万歳」   
 シリーズ 8   「青春日記」第1部
 シリーズ 8  「青春日記」 第2部
 シリーズ 8  「青春日記」 第3部
 シリーズ 8  「青春日記」 第4部
 シリーズ 8  「青春日記」 第5部
 シリーズ 8  「青春日記」第6部  220円
 シリーズ 8  「青春日記」 第7部
 シリーズ 8  「青春日記」第8部完
 シリーズ 9  「母と子の青春」




 何冊かを読んでいたんだけれど、どの漫画なのかは覚えていないんだよ。
 



 まず、第1号を紹介して、あとは表紙だけにしようと思っているんだ。





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