128 知らなかった貸本漫画 「忍者無頼帳】③」

文字数 679文字


「忍者無頼帳】③」

                 発売日    1960年                     
                 発行所    きんらん社  
                 発行人    田中●雅
                 定価     150円
                 ページ数   168ページ
  
 表紙






 収録作品
 鈴木光明       「妖怪渓谷」
 安田げんた      「憤炎の火術」
 竹田慎平       「死出の使者」





 目次
 



 鈴木光明       「妖怪渓谷」
 






 安田げんた      「憤炎の火術」




 竹田慎平       「死出の使者」




 奥付

 



 裏表紙






 1959年(昭和34)に発売された白土三平「忍者武芸帳 影丸伝」(三洋社)が大人気で、貸本漫画のタイトルに「忍者」とか「武芸帳」とかの名前が多かったように思う。




 ぼくは、全17巻の「忍者武芸帳 影丸伝」をリアルタイムで読んだ。
 当時は、続きを読みたくて次の号が出版されるのを心待ちにしていたよ。
 その間にこの貸本も読んだかもしれないな。
 ちなみに、三洋社の社長は、後に漫画月刊誌「ガロ」を創刊する長井勝一だ。




『当時、日の丸文庫が「影」という雑誌形式の単行本で九千部を出していたというが、これは特殊な例で、単行本だったら二、三千部というのが相場だった。四千出たら、大人気の作家というのが業界の常識だったのである。それに対して「忍者武芸帳」は六千である。」
 長井勝一『「ガロ」編集長 私の戦後マンガ出版史』(ちくま文庫)より。




ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み