第26話 これは これは これは 11 やっちまったぜ。
文字数 1,767文字
2023・11・08(水)
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●お詫びとお知らせ。
2023年10月から投稿をはじめた『無花果(いちじく)』が、思いもしなかったほど多くの人たちに読んでもらえていることを嬉しく思っています。
すでに書き上げていた作品たちを、書き直しながら毎日投稿していたのですが、
『第七章 ニセ百円札 昭和三十六年四月。初登校日。』に、大きな瑕疵が見つかりました。
気が付いた時は、二週間ぐらいの時間があったので、大幅な書き直しも出来ると考えていたのですが、『貸本漫画』あれやこれや DE てんやわんや。の投稿を始めてしまい、その結果、書き直しをすることが出来ませんでした。
言い訳ですが、『貸本漫画』を安易な気持ちで始めたのではありません。
前章のタイトルの通り、2023・10・18(水)に『出逢ってしまったのだった。』
のです。
いま始めないと、この繋がりは風に揺れる蜘蛛の糸のような強さもなく、すぐに切れてしまうと考えたのです。
『無花果(いちじく)』の投稿を中断するかを悩んだのですが、幸いなことに、第八章は独立したエピソードなので、第七章との繋がりは薄くて、登場人物たちの人生に大きな変化もありません。
そこで、『第八章 いびつな夏の月 昭和三十六年八月。真夏。』を投稿することにしました。
これまでと同じように、読んでいただければ嬉しいです。
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ううっ。
やっちまったぜ。
『貸本漫画』を描くのに時間がかかったのは、すべてぼくが楽しんでしまったからなんだ。
画像が届くたびに、
眺めて、追憶に耽(ふけ)る。
調べて、追憶に耽(ふけ)る。
書いて、追憶に耽(ふけ)る。
ふける、ふける、ふけってばっかりだ~。
でも、老(ふ)けるんじゃなくて、どんどん若返る。
(これ、懐かしの昭和のダジャレです。)
「二兎(にと)を追う者は一兎(いっと)をも得ず」ってことわざがあるのはよく知っている。
「欲張って同時に二つのことをうまくやろうとすると、結局はどちらも失敗する」
つまり、二股で付き合っていると、両方にフラれる。ってことだな。
でもでも、「一挙両得」の四文字熟語があるジャン!
二兎を追うぜ!!
追い続けるぜ!!!
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鵜飼さん。
お願いがあります。
こんど、鵜飼さんとの出逢いを書こうと思っています。
つきましては、下記の3点をお願いします。
(1)『美代子阿佐ヶ谷気分』DVDの画像。
漫画単行本を所持されているなら、漫画本とDVDが入った画像。
『ザ・デュラン・セカンド』の写真集を写した画像。
『ザ・デュラン・セカンド』のCDを写した画像。
以上4点の画像をお願いします。
(2) 鵜飼さんは漫画の原稿を持っていましたよね。
誰の何の作品かを教えて下さい。
これの画像もお願いします。
(3)切り抜きを集めてファイリングするだけでは物足りなくて、
本を手作りしたことがありますか?
急ぎませんからね。
浦山 稔
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浦山さん
(1)の写真データです。
「美代子阿佐ヶ谷気分」は
私が持っている本では安部慎一短編集『やさしい人』に収録されています。
この本とDVDのツーショットが必要であれば、おっしゃってください。
「安部慎一と田川」ノートは田川に行った後、作成しました。
(2)手作りというか自分の趣味の本を編集し、ネット製本した本が二冊あります。
「永遠の都はるみ」と「私の絵画コレクションⅠ」です。サンプル画像をお送りします。
(3)は鈴木翁二の絵と「マンガとは何か」という生原稿をもっていたのですが、
田中小実昌の生原稿などと一緒に先日、キトラ文庫の安田さんに売ってしまいました。
あと何人かの作家の生原稿が残っている状態です。 鵜飼
鵜飼
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鵜飼さん、浦山です。
鵜飼さん。
早速、送っっていただき、ありがとうございます。
ぼくも対応の早さを、見習いたいです。
ネット製本とは面白いなぁ。
山田さんとぼくが、手作り製本のことを書きますので、
鵜飼さんは、ネット製本を書いてください。
漫画の切り抜きもネット製本できるのかな?
漫画家の生原稿のことも、書く準備をしておいてくださいね。
『貸本漫画』が、好調なのが嬉しいですね。
浦山 稔
これは これは これは 12 に続く。