第25話 これは これは これは 10 中川のりお

文字数 1,830文字

 
 2023・11・07(火)

 鵜飼さんから、漫画家『中川のりお』の『街』掲載作品のデーターと画像が送られてきた。
  浦山さん
  マンガ家としてデビューしながら途中で「筆を折ってしまった」中河さんに、浦山さんに近しいものを感じるのです。








 中河さんが文学の造詣も深かったであろうことは、添付の「マンガとは何か」の一節を読んでもわかります。
 10日に大阪で「三川坑炭じん爆発事故」60周年のイベントがあって、今、そのお手伝いをしています。
 ほぼめどがついたので、何か必要なものがあれば、遠慮なくおっしゃってください。  鵜飼
 中川雅子「見知らぬわが町」の画像です。





 添付が私が本を編集した時点であった画像の全てです。 
 娘さんの中川雅子さんからお借りしました。
 このあと雅子さんが書かれた文章もお送りします。
 鵜飼

『中川のりお』
 昭和33(1958)年6月『 街」16号 『夜更の雨』
 高校2年生の時、貸本劇画誌『街』の第2回新人作品コンクールの入選作品『夜更の雨』でデビューする。その時の同時入選者に九鬼誠がいる。また、それ以降の『街』新人作品コンクールでは荒木伸吾、みやわき心太郎、吉元正(のちのバロン吉元)、矢代まさ子、
下元克己らがデビューしている。
 中河は約2年間で20作品ほどを発表したが、進学した東京の大学で学業に専念するため筆を折る。

 中川雅子「中河のりおー漫画と青春、そして父としてー
 浦山さん
 中河のりおさんの娘さんの中川雅子さんに依頼して書いていただいたものです。
雅子さんは文筆家で、大牟田の高校生の頃に出版した『見知らぬわが 1995真夏の廃坑』は、今でも読み継がれている名著で、何度かテレビでドラマ化されています。
添付は、以前、私が書いた文章の一節です。

 中川雅子さんとの出逢い。それに関連して、青林堂、青林工藝舎の元編集者の浅川満寛さんとの出逢いが書かれていた。
 浅川満寛さんは、『劇画漂流』や『「増補版」TATUMI』、『たばこ屋の娘』、『劇画バカたち!!』の編集をされていました。
 
特にぼくが興味をもったのは、浅川さんが送った鵜飼さんへのメールの次の部分なんだ。
  
 鈴木翁二作品は中学の頃に一番よく読みました。
『ガロ』に入ってからは翁二さんには担当がついていたので私はそれほど交流がないのですが、アベシンは当時からすでに統合失調症で誰も担当したがらなかったこと、また悪筆で解読しがたい彼の文字を私は読めたことから担当するようになりました。
  




 アベシン!
 安部慎一の担当編集者なのだ!!
 鵜飼さんは、どれだけ人脈が広いのだ!!!

 鵜飼さん。
 多くの資料、ありがとうございます。
『資料篇 中河のりお』として、まとめてみたくなりますね。
いま、しばらくお待ちください。
 浦山 稔

 今晩は。
 中河のりおさんの事をどんなふうに書かれるかはわかりませんが、ある程度迄でいいかと思います。
 貸本関係の方や研究している人にとっては少なくとも知り得たい作家の一人だと思うのですが、娘さんが九鬼さんとの対談まで位で締めた方がいいかと思います。あとは画像を付けてですね。
 画像は鵜飼さんからの十数枚の画像を使っていいかと思います。
 まとめるのは大変だと思いますが、何か変な方に行くようだなぁと、感じだものですから…。
 すみません、何かありましたら返信下さい。

  鵜飼さんの画像に「顔」2号の作品『落ちた男』の画像が無いようですね。
  添付します。







  街の読者コーナーにみやはら啓一さんの中三の時の投稿がありましたので一緒に送ります。




 
 午後8時。
 浦山です。『第06話』投稿しました!
 山田さん、鵜飼さん。
 画像、ありがとうございました。
 今日もこれで、ホッとできます(笑)。
 中河のりおさんの資料は、コメントをつけないで、残しておくという方法もあると思います。
 もともとは、あまり役に立ちそうにないことを、楽しもうということで始めたんですからね。
 でも、誰かの役に立つのば、嬉しいことですよね。
 いまは、何もしないで、これからどうしたほうがいいのかを、3人で考えることにしましょうか。

「無花果」の第七章に、大きな瑕疵が見つかって、投稿を中止するか、それとも第八章を投稿するかを迷っているんですよ。
 文学学校を休学してから、大忙しになりました(笑)。
 明日は、明日の風が吹く。
 ですよね。
 浦山 稔


 これは これは これは 11 に続く。



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