第49話 あれ あれ あれ 4 お宝発掘 関 一彦 1  

文字数 780文字


 2024・02・02(金)
 昨日、山田さんから待望のメールが届いたんだ。

 <関一彦作品です>

 この、さりげないタイトルにまず驚いた。

 ぼくは、関一彦の作品は「オーム伝」と「オズマ伝」しか知らないし、ネットで検索しても引っかかってこないから、いわば「幻の漫画家」なんだよ。

 それが、
 <関一彦作品です>
 なんだもんな。

 でさ、本文を読むと、またまた、驚きだ~。

 私が持っている作品を調べてみました。
 まず、関一彦作品『劇画No1』にはほぼ毎号掲載されていたようです。



          *『劇画No1』1号の表紙 南波健治 


 私が持っている1〜8号(2・3号なし)にはほぼ掲載されているようです。
 7号は掲載されていませんが。
 8号目からは人気が出て来たのか背表紙には いばら美喜他から 関一彦他 と筆ぴつ代表が変わります。






          *『劇画No1』5号の目次 関一彦「悪魔」


 1号は「青春を賭けろ」OP ‘63年5月頃発行です。8号の「ご幸運を…」OP‘64年10月頃発行となっています。



          *関一彦「青春を賭けろ」 『劇画No1』 

  
 11号から8号までの約1年半の間に多くの作品を書いています。
 1号から南波健治が表紙を描いていましたが、8号から関一彦に変わります。背タイトルもいばら美喜から変わっている所を見るとそれだけ人気が出て来たのでしょう。



        *「劇画No1」8号・表紙 関一彦 


 これで3作品が確認することが出来た。

 関一彦作品『劇画No1』東考社 
 「青春を賭けろ」 『劇画No1』 1号 1963年5月
 「悪魔」     『劇画No1』 5号」1963年
 「ご幸運を…」  『劇画No1』 8号 1964年10月

 山田さんが発掘した関一彦の作品は、まだまだあるんだよ。


あれ あれ あれ 5 に続く。




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