153 「忍法秘話」第三巻  楠 勝平って19歳だったんだよ。

文字数 1,161文字


 楠 勝平は、19歳で「忍法秘話」の第一巻から連載しているんだよ。

 ぼくは楠 勝平のことを月刊漫画雑誌「ガロ」で知ってファンになったんだけれども、「忍法秘話」で忍者漫画を描いていたことは記憶に残っていなかったんだ。
 
 それに、作品は読んでいたけど、本人のことはあまり知らなかったので調べてみた。
 すると、「楠勝平のぺーじ」というサイトに出逢ったんだ。

 https://godzillu.daa.jp/syouhei/

<楠勝平という漫画家(劇画作家と言うべきか)をご存知でしょうか。
 1974年、その才能をおしまれつつ病のために30歳の若さで世を去りました。
 不世出の漫画家、夭逝の天才と云われながら、執筆誌が限られていたので
 現在に至るまで一般の方の目に触れる機会が少なく、殆んど知られていない状態です。
 私の好きな他の漫画家はたいていファンサイトのようなものがあるのですが
 検索をしても楠勝平氏の、まとまったサイトが無く、寂しい思いをしていました。>

 自分で作ってしまうんだから、想いは熱いよね。

<ここは管理人 秋津かげろうが勝手に楠勝平氏の作品を紹介している非公式なページです>

「全作品リスト」と「作品集リスト」が完備してあって、眺めているだけでも楽しくて、時間が過ぎてしまう。
   

     *楠勝平作品集 500部限定版 青林堂 昭和50年      * 


『楠 勝平(くすのき・しょうへい)』 「楠勝平のぺーじ」より引用。
 1944年1月17日 東京に生れる。
 本名 酒井勝宏
 中学の頃より心臓弁膜症を患う。
 15歳の時、「必殺奥義 」でデビュー。
 白土三平氏のアシスタントの傍ら自作を発表。
 その後「ガロ」、「COM」を中心に短編を発表し
 一般誌に活動の場を広げつつあった頃、病が悪化。
 1974年3月15日 没。享年30歳。


 本人は亡くなってしまったけれども、作品は生き続けるんだ。
 これって、凄いことだよね。
 楠 勝平が「ガロ」に掲載していた作品は全て切り抜いてあるから、ダンボール函を探し出してみんなに紹介したいな。


「忍法秘話」第三巻  「やまかし」


 表紙  白土三平






                   発行日   昭和38年・1963年11月10日
                   発行所   青林堂
                   発行人   長井貴久子
                   定価    220円
                   ページ数  ?


 収録作品
 白土三平   「やまかし」
 諏訪 栄   「化性のもの」
 楠 勝平   「三人の詐欺師」


 白土三平   「やまかし」




 諏訪 栄   「化性のもの」




 楠 勝平   「三人の詐欺師」





 裏表紙








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