127 知らなかった貸本漫画 「零・(ゼロポイント)」の全てがわかった! 

文字数 1,064文字

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「零・(ゼロポイント)」の全てがわかった! 
 ネットって本当に便利だな。
 毎日、カシャカシャとキーボードを打って検索していると、「ギフト」のように知りたかったことが書いてあるサイトに辿り着けるんだもんな。

「すぺくり古本舎」

 ◎貸本漫画(短編誌)の研究3◎
 ※こちらに載せている本は研究資料です、販売はしておりません。

  ★ 零・〈全11巻〉文洋社

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「零・(ゼロポイント)」本誌は、全11冊。
 「曲り角(ゼロポイント別冊)」は、全4冊。
  「広場(ゼロポイント増刊)」は、全3冊。
 全18冊でコンプリートだ。

 本誌が昭和34年(1959年)から始まり、第11号が昭和35年(1960年)5月で終わっているから、2年間しか発行していなかったことになる。

「零・(ゼロポイント)」第11号




 ぼくが観了された「広場(ゼロポイント増刊)」第1号の表紙を描いた「榎本清一郎」なんだけれども、その本一冊だけだった。

 あの表紙から始まって、ここまで辿りつけたのも何かの縁だね。

 このサイトでわかったことは、
< ヒマナぐるうぷ作品としては「大都会(一晃社)」もありますが、
  内容はゼロポイントと似たり寄ったりの短編誌です。
  文洋社と一晃社は兄弟出版社でこれも仕方ないかな。>

 「大都会(一晃社)」を追いかけたくなるよな。

 それに、ここには、「古本の 価格帯」も記載してあるんだ。
 たとえば、本誌は
<8,000円~20,000円(2021年頃の価格)>


  この貸本で描いていた漫画家たち。
 都島京弥、加東一彦、白川ジロー、北村清志、有田竜二、吾笠広治、久しゅういち、津々美啓介、辰巳のぼる、あがさこうじ、朝丘純、久修一、高橋きょうじ、山口ヒデオ、小島コウイチ、津々美啓介、 篠原透、松永きょうじ、他。

  名前を見ても知っているのは、都島京弥だけ。





 加東一彦がモンキーパンチ、篠原透が篠原とおるとして、この後も漫画を描き続けたけれども、他の多くの漫画家たちは姿を消してしまっている。







 そうそう、「零(ゼロ)増刊・広場1号」の謎のタイトル。
 高橋きょうじ「ブッ!!に光る眼」の正解がわかったよ。
 「ブキミに光る眼」だ。
 「ブッ!!」が「ブキミ」だなんて、誰にもわからないよね。
 こんな間違いが、編集者の誰にもチェックされないで出版されたことが「不気味」だ~。

         


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