其の九十二 補遺

文字数 907文字

11区の戦いについて

11区――戦闘により区の4分の3が焼野原と化す。三島部隊の調査によると11区の住民全てが消息不明となっていた。

桜刑事――『早妃ショウゾウ』『早妃フミコ』を名乗る者に接触、後に戦闘。
早妃ショウゾウにより、左腕の切断により重症。

三島刑事――メアリー救助のため早妃フミコ(崩壊)と戦闘。足に角が突き刺さった状態で戦闘続行。猛毒を浴びたままメアリーとの協力によりこれを撃破。



救済の代行者メアリー――早妃ショウゾウ、早妃フミコと戦闘。その際、重度の火傷と毒により重症。しかしその状態のまま戦闘を継続。三島刑事との協力により早妃フミコを撃破。


神官犬神=大神――早妃ショウゾウ、早妃フミコと戦闘。『大神』という本領発揮した状態で圧倒し見せた。早妃ショウゾウを撃破してみせた。反面、ただならぬ疑惑が胸に生まれる。『(惑星)子供(生命)を嫌っている?』



早妃ショウゾウ――犬神によって撃破されたイレギュラーの一つ。『特別措置者№4サンジョウ』の炎の力を持った存在。

早妃フミコ――メアリーと三島刑事によって撃破されたイレギュラーの一つ。『特別措置者№3ペルム』の自然の力を持った存在。

上記二つの存在は人間を型としていたため

だったと推察されており、三島刑事曰く、二人とも『冷夏事件』で犠牲となった人であるという。






あの世――浅界


「やはり異常でありますぞ万樹殿!!

とうてい一つのイレギュラーから発展する度合いを超えております!!
今や代行者であるメアリーも意識不明の重体、犬神も右半身の火傷状態。
その上大昔に治めた『サンジョウ』『ペルム』の復活!!
このままだと『オルドビス』『デボン』『チクシュ・ルーブ』の奴らも……ッ」

「超鳥大きい声を出さずとも分かっておる……。

今回のイレギュラーは我らの予想外のことが起こってるのだろう……
千流のやつは『月』に向かったというらしいな……

――落ち着け超鳥。それ故に

を遣わせたのだから。」

甲高い声の黒いカラスの超鳥と、対象的な緑気のある亀の万樹が話し合っていた。

そしてそれを気だるそうに見ている男が一人。

「我らだけでは手が足りぬ、調査を頼んだぞ。

『ルシフェル・ミラ・イース』」

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登場人物紹介

吉田ミョウ/パーフィット (AL)


生徒会七人目の生徒


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