ひょうすべの誓い 節八拾六

文字数 151文字

 吉川広家は、家康に内応していた。彼は、関ヶ原の勝者は内府だと一も二もなく信じ込み、家老の福原広俊と謀議し、独断で、東軍に味方することを決した。
 
 絶対に、毛利軍を関ヶ原に参戦させない――そう約束した。
 
 それが大毛利存続の

なのだと――実際に、毛利家の所領安堵を約束した起請文までせしめている。
 
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