聖11〈10月21日(木)〉

文字数 7,056文字

 



 一

 この形なら円さんの所から崩せる。
 マンツーマンでのマッチアップ。埋めようのない体格差。一旦高野さんにボールを預けると中に切れ込む。逆サイドから抜けた方が勝負するスペースを確保できると思った。しかし、
 フォワードからセンター。ボールは高野さんから杉下さんに渡ると、そのまま杉下さんごと突っ込んできた。
「水島!」
 よけようとするが、全力で走っている者同士、ディフェンスをはさんでぶつかる。笛が鳴った。
「悪い、大丈夫か」
 倒れ込んだディフェンスの川崎さんに向かって、杉下さんが手を伸ばす。川崎さんは手をかざして立ち上がると、ドンとその胸を叩いた。微かなうめき声。杉下さんはもう一度「悪い」と言うと元の位置に戻った。杉下さんは体格に似合わず気が小さい。川崎さんの一発はそんな彼に対する、ある種気遣いだった。僕も立ち上がると元の位置に戻る。五対五。今日は始めからフォーメーションの練習だった。
「水島」
 ボールが返される前だった。高野さんが近づいて来る。
「今の、何でこっちに抜けたんだ」
「・・・・・・円さんの所で勝負しようと思って、一旦逆サイドにディフェンスを寄せるつもりでした」
「そうか。じゃあ、お前がパス出す直前の杉下の動きは見えてたか?」
「え?」
「お前が走り始める前だよ。杉下、手出してただろ。お前には『止まれ』だ。マークがボールに気を取られて、あの段階で裏とれてたんだ」
「・・・・・・」
「あいつのスピードなら抜けた。裏からでもシュート打ってた。それは分かるな?」
「・・・・・・はい」
 杉下さんはガタイがいい。一見そのためにゴール下にいるようだが、実際は違う。高さで戦うにはやや不利な身長を補うためにメインはドリブルの勝負だ。ポジションにしては珍しい、スピードで戦う選手だった。
「気づけ。お前以外全員が杉下のサインを読み取ってるんだよ」
 そうして顔を上げた高野さんの頬がふっとほころんだ。
「・・・・・・気ぃ利くな」
 見回す。個々がさっきの位置取りを再現していた。円さんは杉下さんが勝負するスペースを空けるためにフォワード一歩手前に。野上さんはカウンターに備えてガードよりに。そして今、高野さんが歩いて行く。杉下さんの裏。そこは勝負が難しい時に備えた場所だった。
「・・・・・・はい」
 こうして僕のためにゲームを止めるのは一体何度目だろう。全員が再び元のポジションにつくのを確認すると、ディフェンスにボールを渡した。


 二

 分かってはいるつもりだ。でも「つもり」と称する段階で己のものになっていない。
 僕と同じ、カウンターからの一対一を得意とする高野さん。当たりは弱いけど、ゾーンディフェンスにはめっぽう強い野上さん。絶対的な存在感でゴール下に君臨する部長、円さん。それに杉下さん。
 ミスマッチ? そんなこと相手だってとっくに分かってる。だから杉下さんは最初に仕掛けたんだ。逆サイドを警戒すれば、分かっていても他へのマークがおざなりになる。ボールと、ディフェンスのフォローと、それに自分のマーク。どうしても死角が出来る。本当の穴はそこだった。いや、
 パァン!
 手首の蛍光色、ヘアゴムが揺れる。
「水島!」
 野上さんから戻されたパス。その意味を考える。一瞬の迷いを山崎さんは見逃さなかった。ボールをはじくとドリブル一つ、センターラインを割った。
「はい、二点」
 投げて返されるボール。ハーフコートの練習である以上、センターラインを越えられたらそれで一区切りだ。ブザーが鳴った。
「交代ー!」
 攻守交代、ディフェンスに回る。ボックスワン。僕以外の全員がそれぞれの場所を守るためのディフェンスを組む。ゾーンに最も大切なのは互いの意思疎通だった。僕だけが、チームメイトを理解出来ない。
 マッチアップ。加えてボックスワンに必要なのは、ワンの運動量。相手チームのエースをチームから孤立させるのが目的だ。山崎さんがドリブルを始める。その口元が緩んだ。
 本当の穴は、僕だった。

 明後日に試合を控えていた。フォーメーションからの練習のため、まだ時計は三十分しか経っていない。時刻は十六時四十五分。十月が終わる頃であっても、まだ外は夕日を残していた。壁の木目が鮮やかに浮かび上がる。僕は外の水道で口をゆすぐと、頭から水を浴びた。
 熱い。
 火照る身体にガンガン薪をくべる心臓。オーバーヒートした頭を必死で冷ます。五分も経てば再びコートに入る。それまでに消化して体現出来るようにしなければいけない。
 鼻先を伝っていく水。足元で飛び散るしぶき。
〈まずは従え。何をしようとしているのか、お前が〉
 頭が、首が冷えてくる。
 例えば今の僕が穴だとして、そこにつけ込まれないためには。
 目を開ける。
「・・・・・・滅私」
 穴。その存在自体を、消す。自分が決める意思を、自分ごと消す。何のために。何が楽しくて。そんな思いこそが私欲。
「勝つために」
 そうだ。勝つために、僕だって円さんを選んだ。チームだって僕を選んでいる。目的を違えるな。
 蛇口を止める。タオルで頭をかき回すと、体育館に戻ろうとした。その時だった。


 三

「あ、水島君」
 振り返ると鮫島先輩と目が合った。階段三段分下。見上げるようにして立っている。と同時に館内からブザーの音がした。
「ねぇ、高崎見てない?」
「見てないです」
 聞けば高崎先輩の彼女が女バレだから、屋上以外にいるとしたらここかと思ったと言う。急いで戻ろうとするが、マイペースな先パイはそう簡単に解放してくれない。
「そう? 火州は最近おべんきょ忙しくて全然相手にしてくんないんだよね」
 火州先輩が? 勉強?
「そうなんですか」
「ちょっと待ってよ」
「今部活中なんで。すいません」
「え、こんなにヒマそうな俺が目の前にいるんだよ。ちょっとは相手しようとか思わないワケ? 俺と部活どっちが大事なの?」
 彼女か。
「部活に決まってるじゃないですか」
 本当にヤバい。体育館の扉を開けると、高野さんと鉢合わせになった。
「何してんだよお前。もう練習始まって・・・・・・」
 目を丸くして見つめる先は無論、僕の背後だ。予期せぬ客人に言葉を失う。フリーズしてしまった高野さんの後ろから円さんの声がした。
「何をしてる。早く」
 掴んだ肩が無抵抗に回って、むしろ円さんがあわてる。
「おい、高野」
 その目が鮫島先輩を見つけると、ようやく合点する。円さんは高野さんの身体を支えたまま、口を開いた。
「・・・・・・何の用ですか」
「いや、ツレを探してただけ。知らないかと思って水島君に聞いてみただけ」
 本当にそれだけが目的で、お前達に、バスケに興味はないと言わんばかりだ。
「そうですか。じゃあ今練習中なんで戻ります。失礼します」
 そうして僕に目で合図を送ると、館内に戻ろうとする。その時だった。円さんに支えられていた高野さんが突如覚醒する。
「一本だけ!」
 逆方向に力を加えられて円さんがよろめく。あの円さんがよろめくのだ。それだけの力が発生していた。
「一本だけ、やっていきませんか?」
「高野!」
「お願いです。俺まだ先輩と・・・・・・」
 今にも泣き出しそうな目。高野さんは食ってかかるように身体を乗り出すが、力を入れ直した円さんが押し戻す。
「何言ってるんだ! 戻るぞ!」
「少なくとも『ここ』には来れるようになったんですよね? だったら」
「高野!」
〈中学ん時から憧れてた。でも高一の秋に辞めたんだ。俺はあの人とバスケやりたくてこの高校に来たようなもんなのに〉
「キャプテン!」
「鮫島先輩、」
 僕は羽交い締めされる高野さんに背を向けて、本人にだけ分かるように口を動かした。これは、ただのエゴだ。
「お相手しますよ。コートに入って下さい」
 鮫島先輩は自分の身なりを確認して肩をすくめる。前向きに受け取ったと感じたのだろう。その様子を見て、高野さんの目元が泣きそうに緩んだ。
「大丈夫です。とってありますよ」


 四

 レギュラーメンバーのロッカーは別格だ。元々そのロッカー自体、二人ずつ使っていたが、実際試合に出られるのは五人だけ。競争意識を高めるため、スタメン五人のみ使用を許されるようになった。そんな中、この人だけは今も「二人」で使用していたらしい。
「大丈夫です。ちゃんと手入れはしておきました」
「・・・・・・。・・・・・・いや、全然大丈夫じゃねんだけど。俺今全身トリ肌立ってんだけど」
「いやぁ」
 照れて頬を赤らめる高野さんを横目にそろりとバッシュを履くと、鮫島先輩は館内に足を踏み入れた。
 どよめき。緊張と戸惑いの入り交じった空気が僕たちを包んだ。少なくとも歓迎はされていない。最初からゲームをするくらい間近に迫った本番に向けて、皆殺気立っていた。
「いい加減にしろよ」
 大股で近づいてくると、山崎さんは今にも胸ぐらを掴まんばかりの勢い凄んだ。
「分かってんのか、今日明日しかないんだぞ。遊んでるヒマなんかないんだ」
「分かってる」
 部員全員の思いを代弁する山崎さんにまっすぐ立ち向かう。稀少なチャンスに、普段温厚で仲間思いな高野さんが、築いてきた信用を代償に己のわがままを通そうとしていた。その目がぶれない。らしくない姿に他の部員達が再びざわめきだした。さっきとは違う、その意思を汲もうとする雰囲気が流れ出していた。
「分かってねぇよ!」
 そんな空気を一瞬でたたき壊す。山崎さんは顔を真っ赤にして怒っていた。
「遊びじゃねぇんだよ! 今この瞬間が無駄だ! もういい、お前外れろよ!」
 なぁ円、そう言うと山崎さんは現主将に向き直った。眉根を寄せていた円さんは、ためらった後口を開
「だろうね。じゃあ勝負をしよう。それで遊びレベルなら即行立ち去るよ」
 ・・・・・・こうとしたが、横取りされる。鮫島先輩はバッシュの紐を結び直すと、練習着を広げた。
「ゲームをしよう。チーム分けは任せる。ただし俺と水島君は別のチームにして。決まったら教えて」
 言いながら着替える。捨てたはずの練習着から思わぬ良いニオイがしたためか、一瞬目を丸くした後げんなりと肩を落とした。
「巻きで。時間ないんでしょ? 試合時間一分でいいから」
 なんだかんだで先輩だ。ざわめきは残しつつも、チーム分けを考える。「巻き」である以上、結局円さんに従う形となった。
「・・・・・・Aチーム、山崎、山川、鮫島先輩、杉下、上杉。Bチーム、水島、高野、野上、川崎、あと俺が入る。ポジションは今言った順に一~五。まだ決定ではないが、スタメンは振り分けてます。・・・・・・それでいいですね?」
 準備を終えた鮫島先輩は手で合意を示しながら太ももを伸ばした。
「いいよ。始めようか」


  五

 ポジションは一がガード。五がセンター。ざっくり小さい順な傾向はあるが、必ずしもそうとは限らない。僕のマッチアップは変わらず山崎さんだった。
 フルコート。ゲームはさっきと同じマンツーマンから始まった。違うのはボールを奪ったらシュートまで続けていいこと。ティップオフ。先にボールを取ったのは僕たちだった。
「野上さん!」
 ディフェンスの形が整っていない。山川とのマッチアップが試された。けれども
 パァン!
 やっぱりすぐボールが戻ってくる。一転、高野さんの方を向く。いた。フリーだ。
 フリー? マッチアップは
「持ちすぎ」
 はじかれる。手の内からなくなったボールは瞬時に僕の背後に回った。
「走れ!」
 既に山崎さんと山川が走り出していた。元々高いポジションで位置取りをしていた二人は、二歩でトップスピードに乗ると、速攻を決めた。
「水島!」
 ゴールネットをくぐったボールを手にした瞬間、高野さんが呼んだ。二人上がっていた分、まだディフェンスが手薄。反撃のタイミングだった。
 パスを出すその時、
 ざわ。
 視界の端に不気味なものを見た気がした。はっきりとその輪郭はつかめない。総毛立った背筋。圧倒的な違和感。
 高野さんから野上さんに渡る縦のライン。そこに
 杉下さんが現れた。
「スティール!」
 再び流れが押し寄せてくる。力強いパスがコートの腹をえぐる。山崎さんはパスを受けると、そのままシュートを決めた。総毛立つ。その正体は。
 待てよ。
 どうしてあの人があんな所にいるんだ。
 自陣の中腹。フォワードの位置で鮫島先輩は手を叩いていた。本来なら杉下さんがいるはずのポジションだった。
「四十五秒!」
 四分の三。僕は得体の知れない何かに飲み込まれないように頭を振る。そうだ。滅私。僕は他を活かすと決めたんだ。その時ふと相手のディフェンスの形が変わっている事に気づいた。これはゾーン。いや、
「ボックスワン・・・・・・」
 それは通常攻撃の起点を潰すために使う一方、シューターはフリーになるため、
「野上さん!」
 こっちからしたら有難い形だった。思った通り、フェイント一つ、山川を振り切るとボールは高い弧を描いてゴールに吸い込まれていった。しかし次の瞬間には、
「速攻!」
 山川が走り出していた。山崎さんの姿が見えないと思ったら山川のずっと前にいた。野上さんが打った瞬間走り出していたのだ。パスが通る。一本、二本。ゴールネットが揺れた。


  六

 ブザーが鳴ると同時にめくれたのは数字の六だった。九に変わる。
 九対八。Bチームの勝利だった。
「悪かったな、邪魔して」
 前髪をかき上げて、バッシュを脱ぐ。肩で息をしていた。
 その背中に声がかかる。待ったをかけたのは高野さんではなかった。
「・・・・・・すいませんでした」
 握りしめた拳。山崎さんは言葉を選ぶようにして口を開いた。
「失礼なこと言って。・・・・・・悔しいけど、楽しかったっす」
 楽しかった。
 山崎さんは円さんに向かって「次、やっててください」と言うと、コートを出て鮫島先輩の正面に立った。それと同時に円さんは周りを見るが、誰も動こうとしない。静まりかえった館内にラインを割った二人の姿だけが浮かび上がる。
「自分、なんか気負いすぎてたっていうか・・・・・・もう一度冷静になって、自分の得意な攻撃につなげるための形を洗い出してみます」
 頭悪ぃ。そうつぶやくと山崎さんは再度頭を下げた。続いたのは山川と高野さんだ。気弱な杉下さんまでその二歩後ろにいる。
「ありがとうございました」
「大好きですキャプテン。体力つけてまたやりましょう」
「うるせぇよ」
 呼吸を整える。その心底迷惑そうな表情。ようやく練習を再開する空気になる。
 部員の一人がボールをつき、そっちに引き寄せられる数名。深く頭を垂れると鮫島先輩の元を離れる山崎さんと山川。少し離れた所から同じく一礼する杉下さん。挨拶を済ませたにも関わらず、全く戻る気配を見せない高野さん。
「お前もいいから行けよもう。お呼びじゃねぇよ」
 しっしとやられてそれでも足が重い高野さんに、いい加減声がかかる。部長の「替えるぞ!」に仕方なしにコートに戻って行った。入れ替わりに僕がその背中を追う。円さんに話した所、優先事項だと判断された。


  七

「鮫島先輩」
 振り返る。体育館を出た所。熟れたトマト色の光がその頬を照らした。
「オツカレサマ。イイカンジにヒマがつぶれたよ。あと頑張ってね」
 丸い背中。心底だるそうだ。僕は胸元でずっともやもやしているものを振り絞った。
「何が足りないですか?」
「ん?」
「今の僕に足りないものは」
「知らないよそんなの」
 膨らませた頬。勿論かわいくはない。
「ヒマじゃないの。そんな相手のことイチイチ考えないよ」
「ついさっきまでヒマだったじゃないですか」
「今はもうヒマじゃないの。おうち帰るから」
 不毛なやりとりはまるで小学生だ。しかし小学生相手でも僕には確かめなければいけない事があった。
「あなたには見えてた。あのチームでの勝ち方が」
 結果こそ一点差で勝ったが、実質は違った。それはメンバーの表情を見れば一目瞭然だ。鮫島先輩はまっすぐ僕を見据えると、口の端をつり上げた。
「自覚はあるんだ」
「・・・・・・」
「もう負けない、そう言ったよね」
「・・・・・・はい」
 笑う。
「よかったね。負けなかったよ。よく入ったからね」
「打たされました。野上さんが」
 焼き付いて離れない。初めて見た、野上さんのあんな辛そうな顔。
「本当に打たせてたのは誰だよ」
 ぐ、と喉が詰まった。本当は
「・・・・・・」
 僕だ。僕がパスを供給した。カウンター狙いの前二人は意図的に高野さんへのパスコースを断った。歪んだゾーン。それは野上さんをフリーにする代わりに、ミスマッチになりがちな後ろ二人に三人でつく算段だった。中が狭い。川崎さんと円さんには届かない。その間も山崎さんはしつこくボールを狙ってくる。僕に選択肢はなかった。
〈楽しかった〉
 心臓が潰れる。
 山崎さんは己の強みを存分に活かしてチームに貢献した。一方野上さんはその強みに頼ることでしかいられなかった。綱渡り。自分が外せば負ける。そんなプレッシャーの中、孤独な戦いを強いられていた。
「知りたい?」
 僕には知る義務がある。うなずくとその目が細まった。
「じゃあ後で教えてあげる。部活終わるまで待ってるから」
 くれぐれも高野(アイツ)には見つかるなよ。そう言い残すと、重い身体を引きずるように階段を降りる。その後ろ姿。バスケで言う一分は決して短くない。それにしても
 体力なさすぎだろ。そんなに動いてたかこの人。
 ブザーが鳴る。会釈一つ、僕はコートに向かった。再びフォーメーションの練習が始まる所だった。





ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

草進真琴(そうしんまこと)

高一女子。モットーは「私はただの高校生。それ以上でもそれ以下でもない」

6月10日生まれ、A型。


作画、いく。

火州飛鳥(ひしゅうあすか)

女嫌いの高三。美形。

9月2日生まれ、B型。


作画、いく。

鈴汝雅(すずなみやび)

男嫌いの高二。美人。

3月3日生まれ、O型。


作画、いく。

水島聖(みずしまひじり)

病んだ高一。思い込みが激しい。

6月27日生まれ、A型。


作画、いく。

鮫島勤(さめじまつとむ)

高三。飛鳥の友人。

2月2日生まれ、AB型。


作画、いく。

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み