第97話 ランキングとファンレター

文字数 1,440文字

 ランキングは時の運。星をいただいても日によっては上位に入れない。上には上がたくさんいる。
 日によっては、次話を投稿しただけで上位になることも。ラッキー。だから、最初は読まれているのだと勘違いをした。
 作者お気に入りが5人もいたら、作品が多い方ばかりだと、星ひとつくらいじゃ……はるか後方。

 星が減ってもランキングには関係ない(みたい)ランキングはあくまでも増えた星の数で決まる。

 ファンレターはランキングには関係ない。ただ時々ファンレターをいただくとpv数はグッと増える。普段は1桁なのに40とか100とか。でも、むなしい。表紙を開けただけ。最高記録更新。pv数100で実質アクセス数1。むなしい。
 他の方はそんなことはないのだろうか?

 以前いたサイトでは、ほとんど他の方の作品を読まなかった。だって異世界転生ばかり。無知な私は知らなかった。いつのまにか異世界転生ばかり。なにそれ? 輪廻転生とは違うのか? 
『輪廻と転生 移し身の果てに 灼熱の道は 影ひとつない』(佐藤隆 アジャンタより)
 長ーいタイトル。時代は変わっていた。取り残されていた。

 次のサイトは読者が少なかった。自分のだけではない。前後の作品のpv数が増えない。ゼロから増えない。皆投稿するばかり。読まない。他人の作品など読む気はない。

 NOVEL DAYSでは、初投稿でも読んでくださった。だから私も読んでいます。自動しおりには700弱の作品が。約1年です。長編も大長編も100話以上のものもある。再読したものも。(途中でやめたものもありますが)

 ずっと男性だと思っていた作者さんが……え? 名前はどう読むの? なんて思っていたら、IDが女性の名だった。男だと思っていたのは私だけ? ペンネームが、見るからに女性とわかる方以外、男性だと思い込んでしまうようだ。
 それが女性だった……と思って読み返せば不思議に女性に思えてくる。いい加減だ。
 
 最近読んでいる作者さんのエッセイ。すごいpv数に星の数。なのにファンレターがゼロ? なぜ? なぜ? ほんと、なぜ?
 読めば面白いエッセイ。『いいね』を連発してしまう。怖そうなペンネームに表紙。勉強になる。男性の気持ち。思春期の男子の気持ち。それに【検閲により削除】とかの言葉。ファンレターを出したくなる。
 しかしファンレターを出すのには勇気がいる。大勢に読まれるだろう。文面がおかしくないか? 失礼にならないか? などと考えてしまうので、大半のファンレターは没になる。

 人のファンレターを読むのは面白い。A氏の作品はまだ少ししか読んでいないけど、ファンレターのファンです。

『今日、***が死んだ』
B氏の作品の冒頭。それに対して、
「『異邦人』を意識したのですか?」
とA氏からコメントが。
有名すぎるカミュの小説の『異邦人』の冒頭
『今日、ママが死んだ』
B氏は冒頭が浮かんだあとでそれを自覚したとか。

 おふたりともすごいです。私が読む作品にはこのおふたりのファンレターが先回りしている。日にどれほど読まれるのだろう?

 A氏は、ボー○○○夫人を『名探偵✳︎✳︎✳︎』に出てくる△△バー夫人と勘違いしたり。ファンレターに割り込みたくなる。まさか、おふたりのファンレターにお邪魔するわけにはいかず……

 皆さん、すごい。ファンレターの言葉さえ、私にはわからないものが多い。洒脱、カタルシス、ピカレスク浪漫……特にカタカナは。だから調べる。ここにきてこんなに勉強させていただくなんて。



 
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み