第74話 読めない、わからない

文字数 981文字

 最近お気に入りの作品。懐かしい昭和の時代のエッセイ。昨夜も読んだが読めない字が。

 寿いだ 木小屋 設える
 
 読めない私が悪いのか? 読める人のが多いのか? パソコンを打てば漢字変換してくれるから、難しくてもそのままなのか? 

 寿(ことほ)いだ、なんて初めて聞いた気がする。

 よく出てくる言葉に躊躇と躊躇うがある。
 躊躇は読めるけど、躊躇うは読めなかった。

 ひらがなで間が抜けるならルビを振ってください。時間はあるのでいちいち調べますが。ボケ防止になればいいけれど、調べてもすぐに忘れてしまう。
  
 この頃は、わからない言葉がたくさん。

 てげてげ チキン 

 ばあさんは、リアルさえわからなかった。ついていくのが必死なんです。

 美容院で話題になった。オタクの語源。その他いろいろな言葉の意味。 
 美容師さんが聞いてきた。
「じゃあ、チェリーは?」
 この歳になるまで知らなかった。

 この美容院で何十年も前に女性週刊誌を読んだ。

『駅弁の蓋に付いたご飯粒を食べて、昨夜のことを思い出した……』
 ? 
 意味不明。その頃は美容師さんとも軽口を叩ける関係ではなかった。聞いてはまずいことなのだとは、なんとなく。
 パソコンのない時代。昭和の謎は謎のまま。ネットで調べたのはずっと後だ。

 今では、美容院で繰り広げられる話題はすさまじい。高尚なことから下ネタまで。美容師さんは探究心が強い。

「四面楚歌って知ってる?」
 客に聞かれたらしい。
「八方塞がりのことでしょ?」
と私に聞いた。
 ヒッヒッヒ。こういうのは好き。
 項羽(こうう)劉邦(りゅうほう)の話。私は話した。項羽の妻、虞美人(ぐびじん)、劉邦の妻、呂雉(りょち)
 呂雉は中国の3大悪女のひとり。豚女(ぶたおんな)知ってる? 初めて調べたときはショックだった。西太后とは違うわよ。

 あと…… これはどうしようもないが作品に出てくる女性の名前。孫の名もそうだが、スラスラ出ない。モナミ、マリナ、犬はモモだが、間違える。もうメチャクチャ。
 登場人物の名前もスラスラ入ってこない。出てくる女性、皆しゃれた名前。たまに、子がつく名が出てくるとすぐ馴染む。貴美子、久美子、恵子とか。

 あ、名前にもルビ振ってほしい。長編ならば適当なところに何度か振ってください。覚えられなくて前に戻らなきゃならないから。そうです。私は何度か戻って確認するのでpv数も不確かだ。最近はメモに記録しておく。すぐ忘れるから。

 
 
 
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