第121話 マイナーでいい

文字数 793文字

 以前、どなたかの活動報告で、続けて投稿しないと、どんどん落ちて行く……みたいな内容のものがあった。
 本当ですね。投稿しないと、落ちて落ちて埋もれていく……

 木の葉が落ちる 落ちる 遠くからのように
 大空の遠い園生(そのう)が枯れたように
 木の葉は否定の身ぶりで落ちる

 そして夜々には 重たい地球が
 あらゆる星の群れから寂寥(せきりょう)のなかへ落ちる

 われわれはみんな落ちる この手も落ちる
 ほかをごらん 落下はすべてにあるのだ

 けれども ただひとり この落下を
 限りなくやさしく その両手に支えている者がある
(秋 ライナー・マリア・リルケ)

 とても熱心なファンが(私の作品ではない)、マイナーでいて欲しいという。メジャーにならないで欲しいという。自分だけが知っている……

 自分のお気に入りの作品に星が付き、トップページに出ると嬉しい。novel daysでは、星をもらえないと、どんどん下がってしまう。自分の作品がどの位置にあるのかも、もう確かめられないほど下位にいってしまった。そうなるともう開けられないだろう。
 自称マイナーなファンだけが時々開いてくれる。読んでくれる……羨ましいです。

 この歳になってもモーツァルトの長調の曲はわからない。短調の曲は大好きなのに。モーツァルトの曲の73パーセントは長調だそうです。

 星は増えなくても、pv数がすごい勢いで増えていく作品がある。1000文字とかのエッセイではなく、長編だ。長編を続けて何話も読んだのなら、星をあげてもいいじゃない? と思ってしまう。面白いから続けて読んでいるのでしょう? 100話以上も。
 それとも、ログインしていない方なのだろうか? novel daysでは、pv数はランキングには関係ないみたいだ。pv数のランキングがあればいいのに。それも、表紙を開いただけではなく、各話ごとのpv数で。どんな作品がトップページに来るのだろう? 

 
 
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