第53話 NOVEL DAYSの作者さん

文字数 1,047文字

 お金を出して買った本でも途中で投げ出すものは多い。むずかしすぎて読めなかったものもあるが。若い頃、推理小説のベストテンが雑誌プレイボーイに発表され、その時だけは購入した。表紙にかなり抵抗があったが。
 日本のベストテンの中に3大奇書が入っていた。何度読み返してみても挫折した。ドグラマグラ、黒死館殺人事件、虚無への供物。時間のある今、また挑戦してみようか?

 若い頃は毎日のように本屋に入り、本代はかなりの金額になっていた。今は姉夫婦が本好きなのでどんどん回してくれる。このふたりへのプレゼントは毎回図書カードだ。義兄は白内障の手術と一緒に近眼、老眼も治してしまった。手術代はかかったが、持っていたメガネを全て処分し、裸眼で本を読んでいる。羨ましい。
 人が回してくれる本は面白い。歴史、警察もの、鉄道再生、なんでも読むようにしている。ときどき宝石のようなものに出会い感激するが、姉の感覚は違うのだ。

 NOVEL DAYSも無料で読める。中には有名な作家さんもいる。ファンレターを出そうとして調べたら、ドラマの脚本まで書いている方で驚いた。頑張ってください……などとは出せなくなってしまった。
 興味ある三国志のエッセイを書いてくださった方は、忠臣蔵の本を出した。皆さん、すごい。

 今年初めに投稿し、人の作品も読んだ。好きな作者さんが数人いる。続編を待っている方も……なかなか出されないけど、待っています。
 ○阿? さん。姓まで勉強させてくださる。初めて作者お気に入りにした。この方の『走馬灯……』はすごいな。推理小説? 今までなかった犯人像。透明感のある文章。なのに、pv数も星も少ない。ランキングに登ってはこない。この作者さんの作品は全て読んだ。作者が主人公と重なり少し心配したのだが、コメディーも書かれたのを読んで安心した。お気に入りしたのは私です……励みになっていたら嬉しい。

 章も分けないで1話数万字の作品を書く方がいる。いきなり14万字、敬遠されるでしょう? しかし、これが一気に読ませるのですごい。新作を出せば必ず上位に。待っている読者がいますね。羨ましい。

 小説でも音楽でもきちんと勉強した方はすごい。趣味で書いているのだろうに。作品が更新されるのを待つようになる。
 読んだことのない小説を紹介、解説してくれる方がいる。だいたいはネットで検索し終わるが、ときどきは本を取り寄せる。少し教養が増えた気になってしまう。『南京の基督』読めますか? 次は何を取り上げてくれるのか、楽しみだ。

 
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