第５６話　ルール無視は集中できない

　毎日NOVEL DAYSの作品を読む。ときどき、何万字も一気に読ませてくださる。短くても、それこそ宝石のようなものに出会う。まあ、好みもあるのでしょうが。

　どんなに面白くても最低限のルールが守られていないと、気が散ってしまう。

字下げしてない。

　「ららららら」
字下げしなくていいのにしてある。

「ららららら。」
カギカッコの最後に句点は不要。

「・・・ららら・・」
３点リーダーにしてください。

「…ららら………」
３点リーダー、奇数使いはやめてください。多くても拡大して確かめたくなります。

　？　！　のあと１文字分空けて欲しい。
　これは多いから？気にすることも？少なくなったけど！空けてほしい。

「ららららら」
会話のあと、字下げしてないのは私です。だって、字下げしなくていい、と書いてあったから。しかし、しなければならぬ、と言う人も。

　二十四、二万五千、本来横書き文には算用数字を。
　これは難しい。24、２４？　25000、２５０００？
　半角だと列がズレて、いやなんですが。
　二十歳、七五三、四十九日、これらは漢数字。いっそ、漢数字に統一した方が文面はきれいだ。
　アルファベットも。CD、ＣＤ？　ああ、列がズレた。

　横書きの本を買ったら、なんと数字が漢数字だった。そればかり気になって集中できず。


　私はほとんど携帯で読んでいる。ときどき、スペースが大きく空いた文に　　　　　　　出会う。iPadでは完璧でも、携帯になるとおかしくなることがある。　　操作が　　　　　おかしいのだが。
　だからiPadと携帯、両方のプレビューを確認する。

　ちょくちょくランキングに登場する方の作品を読んだ。発想が面白い。考えさせられる。連続して読み終えたが……ルール守ってくれていたら、もっといいのに。今、この方の別の作品を読んでいる。荒唐無稽、どんどん読みたい。ルールなど気にしないで。気にさせないでください。