第143話 夜中の星

文字数 1,408文字

 しゃべログが先日メンテナンスされて、アトリエから消えて繋がらなくなってしまった。NOVEI DAYSの新着作品も、しゃべログから追っていたのに、出てこない。見られない。どうしたら見られるの? 不便なんですが!

 某作者さんのしゃべログの更新を楽しみにしていたのに、どこからどうすれば繋がるのかわからなくなってしまった。


 しゃべログを始めたのは去年の4月。自分の作品のアクセス数や作品に出てくるいろいろな材料について、書いていた。(しゃべログはファンレターの横にあった)
 誰かが覗いてくれないかな? コメントくれないかしら? と。(ひとりも来なかったけど)

『材料集め』を投稿したのはその3ヶ月後の7月だった。
 小説のストーリーは思い浮かばないから、投稿済みの小説のpv数が1万を超えたら『材料集め』をNOVEL DAYSに作品として投稿してみようと。
 タイトルはいろいろネットで検索して思いついた。

 小説家が作品を書くための材料の見つけ方
 小説の材料にされたことはありますか?

 書いたのは自分の長い人生で見たこと、聞いたこと、経験したこと、調べたこと……好きな音楽、映画、小説、花、周りの人たち、子供たちの学校でのこと……
 あと、このサイトのpv数やランキングやコメント等。
 あとは小説には関係なく、日々の出来事……最近では愚痴が多いかも。いずれ小説の材料になるかも。

 それがこんなに読んでいただけるとは思わなかった。私の全作品のpv数の半分を占める。
 それが……先日夜中自分のアトリエを見たら、星の数が200を越えていたのです。
 ランキングも上位に。そして、なんと年間ランキングでもトップページに! 

 感謝の極み。感激の至りです。

 星の数やpv数には囚われまい、と思っているのに。誰かが来て読んだ。それだけでいい……なんて書きながら。

 なんだか、自分の評価も厳しくなって、この頃はなかなか星を入れなくなってしまった。 
 私が入れなくてもたくさんお持ちだし……
 応援していた作者さんが評価されるようになると、読まなくなったり……あまのじゃく。
 自分の星ひとつがランキングに影響する。星の基準がぐらついている。
 でも、自分の作品に続けて入れてくださった。私も昨日読んで迷った作品に、ケチケチしないで星を入れよう。
 そのときの気分で入れたり入れなかったりではダメだ。基準を作ろう。このサイトに来た頃はすぐにお気に入りにして、ストーリーも覚えていないものがある。
 続編がなかなか投稿されないけど、覚えて待っている作品もある。公開されなくなってしまった作品もある。
 
 夜が明けても薄れなかったら星を入れよう。
 読みました。感じました。頑張ってください。 

 持っている星のすべてを使い切ってしまった作品もある。作品お気に入りも作者お気に入りも。皆に読んで欲しいな、と思う作品が他人事ながらずーっとある。何度も読み返しているのに、埋もれていってしまうのが残念。

 人の心配をしている場合ではない。もう小説は……やめようか……
 読まれなくてもめげません。

 実際『材料集め』からヒントを得て2作品投稿したのです。『ひらめき』から『落下』を。『海辺のあばらや』から『海辺のあばらや』を。
 執筆中は楽しい。時間も空間もいつもと違う。朝か夜かも関係ない。食べなくても平気。ストーリーが常に頭の中に……

 一銭にもならないけど一銭もかからない。

 
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