第100話 達成

文字数 898文字

 『材料集め』は最初の数話、自分の"しゃべログ"に載せていた。小説を読んだ方が、遊びに来てくれないかしら? 感想をくれないかしら? と。
 しかし、待てど暮らせど、来てくださるのはこちらから読者になった方だけ。
 そのうち、pv数が10000になったら、NOVEL DAYSに投稿しようと欲を持つようになった。同時にNOVEL DAYSのpv数やランキングの疑問に思っていることも載せようかと。

 他人の小説になった材料などを読む方がいるだろうか? 疑問だったが投稿してみればこれが1番pv数を稼いでくれる。8割以上。まあ、小説を読んでくださる方が少ないということ。pv数に気を良くして、『材料』が尽きると『材料』になりそうなことを書いてみた。身の回りのこと、過去のこと、いくらでも思いつく。しかしそれが小説にはつながらない。1作だけ。空き缶集めから短編ができた。

 最近は人の作品を読むばかり。ひたすらiPadか携帯で読んでいる。長くても平気。10万字、20万字はザラにある。最長、今読んでいるのは56万字のファンタジー。残り4分の1くらい。何作か並行して読む。お気に入りの作者さんのは全作読む……つもり。頭痛の時でもつい読んでしまう。今は中学時代くらい読んでいるのではないだろうか? 

 生まれてから、今に至るまでの出来事を用紙に書き出してみた。ここ10年くらいはメモのような日記を書いているのでわかるのだが、圧倒的に空白の年が多い。思い出そうとしても思い出せない。
 娘ふたりには、5年間日記帳をプレゼントしてある。毎日ひとことでもいいから記録しろ、と。同じ日付が5年分5段になっている。孫の成長記録にもなる。書いているかはわからないが。

 材料を集めようとすると、思い出してくる。とうに忘れていたことを。友人と話した内容、異性にときめいたこと、連れ合いに嫌気がさしたこと、子供たちを投げ捨てたくなったこと、父親を呪ったこと……とんでもないものを引っ張り出してしまったこともある。

 これはランダムな自分史。いつか、子供に残そうか? 都合の悪いところは削除して。どんな顔をするだろう?

 
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