第319話 サッカーと64(ロクヨン)と

文字数 1,023文字

 昨日、ブックオフで懐かしの任天堂64を購入してきた。と言うのも、家に遊びに来た甥っ子が「64のサッカーまたやりたいな。」と言ったからだ。その時家にあった64はもう古くなって動かなくなってしまっていた。動作不良の64をジャンク品として引き取ってもらい、新しく?中古の64を買った。色はゴールド!これで甥っ子が来たときはまた『実況ワールドサッカーワールドカップ98』で遊べる!

 ちなみに甥っ子はこの春から高校生だ。「部活何やるんだ?」と聞いたところ、「サッカーやる。」と答えた。私は思わず嬉しくなって「そうかそうか。それがいい!良かった。良かった。」と相づちを打った。と言うのも実は甥っ子はしばらくサッカーから遠ざかっていた。

 彼は中学入学後、してしばらくして、「サッカーをやめる」と言い出した。入っていたクラブチームをやめ、そのかわりと言うわけでもなかろうが格闘技を始めた。何があったかは聞かない。向こうもしゃべらない。中学生ともなればいっぱしの大人だ。私だってサッカーをやめた時、理由はしゃべらなかったし、聞かれたくもなかった。色々あったのだろう。でもその甥っ子が再びサッカーをやりたいと言っている。こんなに嬉しい事はない!
そしてその甥っ子がまた64の『実況サッカー』で勝負したいと言っている。「これは新しく?中古の64を買わない手はない。」そう思って、ブックオフにはせ参じた次第だ。

 始め、ブックオフで4900円の普通のカラーの64(動作確認済み)を購入した。家に帰ってテレビにつないでゲームを始めると、あろうことか動かない。動いてもすぐに止まってしまう。私はすぐにブックオフに電話した。すると返品に応じてくれるとの事。2日後にブックオフに再び行ってみると・・・なんと定価9800円だったまだ新しい金色の64に代えて下さった。もちろんお代はタダ!しかもお手数をおかけしましたと300円分の商品券まで下さった!これが今時の言葉で言うところの《神対応》か!と心から感謝した。ブックオフさん有難う!

 そんなわけで、今久しぶりに64の『実況サッカー』をやっている。いや、本当に良くできたゲームだ!面白い‼‼‼

 話しは戻るが、甥っ子が再びサッカーをやりだして本当に良かった。色々あったんだろうが、サッカー自体を嫌いになったわけじゃなかった。俺だってそうだった。一度身についたスポーツは一生ものだ。いったんは遠ざかっていても、また始めればいい。頑張れよ!


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