今年も野菜ジュースキャンペーンの季節になりました

文字数 1,462文字

今年は、ジン&魚塚のボイスも聴ける謎解きボックスが売られるそうな。
まさかのボックス売り。
と言う訳で、別の小説サイトのコンテストに出した探偵を呼ぶけど謎は解けないカオス小説を、黒い感じに貼ります。

「探偵を呼べ!」

 余りにも余りな、推理小説か推理ドラマの台詞が飛び出した。

 倒れている人を見て「救急車を呼べ!」でも「警察を呼べ!」でも無く「探偵を呼べ!」である。

 いや、そもそも呼びたいなら自分で呼べ。


「早く探偵を呼べ!」

 探偵ってどうやって呼ぶんだよ。

 救急車か警察なら、電話をかければ呼べるが……なるべくなら、関わりたくない。

 ニハチの法則とやらで、人間は人が多いと「誰かやるだろ」で済ます。

 自分もそうだ。そもそも、探偵の呼び方は知らない。


「探偵を呼べって言ってんだよ!」

 実に煩い。

 声で騒ぎに気付いただけで、叫んでいる人とは居る階が別で良かった。

 なんなら、安全圏からスマホで撮影している人まで居るしな。


「探偵呼べよ!」

 代わりに警備員が来た。

 来ただけだが。

 関わりたくないよな、仕事でも。

 だけど、倒れた人を放置する訳にもいかないわな。

装飾枠↑とは別の黒いやつ。

 そうこうしている内に、騒ぎを知らないのか「探偵を呼べの人」の近くにおばちゃん集団が来た。

 横一列に並び決して避けないおばちゃん集団。

 マッチョな大学生達が組んだスクラムさえ破壊する、そんな勢いのおばちゃん集団が来た。


 おばちゃん集団は「探偵呼べの人」をひいた。

 突き飛ばす様にひいた。

 そして、何故か揃って「あらやーだ」って言った。

 「探偵呼べの人」は、おばちゃん集団の力で床に伏した。


 おばちゃん集団が去ったと思えば、キャラカートを押しながらながらスマホする集団が来た。

 そんなんしか居ないのかこのショッピングモールは。


 乗った子供のドリフトで、「探偵呼べの人」がキャラカートにひかれた。

 立ち上がろうとしたところをひかれた。

 そして、高齢者が疲れたら座れるやつで「探偵呼べよの人」をひいた。


 何だこの町田◯小説的展開は。訳が分からないのに何かがコンボ。

 決して起きないとも言えないのに、起きるわきゃないと思うコンボ。

 つまり、謎。

あ、因みにこんな↑

「自分さえ良ければ良い塊」で、人間渋滞おこりがちですねショッピングモールって。

 「探偵を連れてきました!」

 探偵ってそんな簡単に呼べるの?

 どうなっているの?

 あと、撮影者が増えた。

 あれかな?

 北海道で熊とか忍者とか、近くに居る人居る人が撮影してバズったみたいに、バズらせたいのかな?


「この謎、410秒で解いてみせ」

 探偵、何か大きなカートに乗せられてきたな。

 体育座りでカートに乗っている。

 むしろ、それは死体が乗せられて何処かに捨てられ、それを探偵が解決するやつだ。


「るっ?」

 探偵の乗ったカートが「探偵呼べの人」にぶつかり、探偵は前方に放り出された。

 カートを押していた人は、それでも尚、前進しようとしている。


 探偵は、床で体を一直線に伸ばした。

 そして、横に転がった。

 横に転がり続けて、謎は解かずに「探偵呼べの人」の周辺から姿を消した。


書いた時期が、北海道の1日がカオスだった後だと分かる一文がありますww

北海道がカオスだった1日……

試され過ぎた大地北海道。

何がどうしてああなったか分からないが、コンテスト作品は「その時に書きましたよ」感を出していくスタイルで書いておりました。

結果、何の賞にも引っ掛からなかったけどね。

そうだろうよ。

ともあれ、謎は全て解けない。

そんなやさいせかいつ。

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登場人物紹介

作者の化身
 毒親育ち故にひねている

イマジニャリーフレンド
 ツッコミ担当

モブ

何にでもなれる黒い人

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