雪で昼でも東京の気温はマイナスだったらしいよ

文字数 828文字

子供の頃は、降っても2月だけだったのに、嬉しく無い年になってから降るのが雪。
地球温暖化で降りやすくなってはいるらしいが。
本当ね、子供の頃は降っても大体2月だったし、運動が苦手な子供が安い靴でも転ばない程度にしか降らなかった。
かまくらなんて無理だったし、雪だるまはきったない。
雪合戦とか、泥合戦。
そうして汚くなる学校の下駄箱周辺。
靴を下駄箱に入れるまでに泥が垂れ。
そもそも泥合戦だから服からも泥が垂れ。
ぐちゃぐちゃと汚くなっても困るのは掃除担当の上級生。
そう、下級生はそこまで考えずに雪ではしゃいで教室まで泥の道が出来て、その内白い粉が廊下に浮く。
先生も注意しろよそれは。
元々、廊下って砂が入りやすいですけどね、冬って風が強いから。
特別教室の集まる校舎に繋がる通路って開けっ放しでしたし。
寒そう。
そうだよ、寒かったよ。
暖房は教室にしか無かったしね。
それも、先生が居ないと付けられないしね。
灯油を使うストーブだから、近くは温かくても窓の席は寒かったし、授業が終わる度に温もりも前後のドアから逃げたけどね。
むしろ灯油ストーブは換気しろ。
高校の床暖房は本当に天国だったわ。
床が温かいって天国。
炬燵って、上に熱源が有るから上側はあぶられても下は寒い。
床が温かいって極楽だった。
空調は乾燥するけど、床暖房ならそれもない。
あれは良いものだ。
ただし初期費用とメンテナンスが高い。
そこは、ホットカーペットですよ。
今は、カーペットでは無く、水拭き出来るフローリングっぽいホットなやつが売られているので、猫ゲロにも対応出来そう。
猫ゲロとカーペットの相性の悪さよ。
爪とぎに持って来いなカーペット。
段ボール爪とぎより気分良さげなカーペット。
汚れを洗うのが面倒なカーペット。
多くの猫好きが何かを諦める、それがカーペット。
なお、ジョイントタイプは、そこだけ洗えば済むと思いきや、猫次第で被害倍増する模様。
思い通りにはいかない、それが猫。
だから良い。
雪が降ればこたつで丸くなる猫、可愛い。
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登場人物紹介

作者の化身
 毒親育ち故にひねている

イマジニャリーフレンド
 ツッコミ担当

モブ

何にでもなれる黒い人

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