シャツを土に還すPから思い出した何か

文字数 771文字

和紙の材料から作られたTシャツ、洗濯する時に破けないのかひたすら気になる。
ポケットから取り出し忘れたティッシュみたいなことにはならないと思うが。

それでも、土に還りゆくシャツの様子を見たら、何となく直ぐにこうなっちゃうのかな……みたいな。

化繊でない素材なら、土に還るだろうとも思う。

綿とか麻とか。

まあ、そうでなかったら、化繊出来る前の時代からの時代服が土に還らなくなっているしにゃ。
てか、敷布団の中身を土にしたことならある。
え?

鬱状態で、動ける時以外は布団で過ごし、ちょっと動けるなって時に布団を干そうと思ったらあら不思議。

材料が化繊の敷布団カバーを外したら、体重が掛かっていた箇所が黒土と化しているではありませんか。

いや、

え?

孤独死の話で、布団に人の形が……みたいな話もありますが、まあ端っこは布団のままなんだけど、真ん中の汗が浸みこんだんだろうなって辺りがボロっとねっちょり。

カバーから零れた部分は捨て、敷布団をカバーに押し込んでそっ閉じしたよね。

閉じて終わらせたの?
買いに行く気力も無ければ、布団を打ちなおす気力も無かったので。
打ちなおそうと思う人は、そもそも少数だろうよ。

既に黒土なった……いや、へたれた部分のある布団でも、端っこは弾力を保っているなんて良くあることでしょう。

ならば、端っこの綿を中心に寄せてやろう。

そう考える人も昔は居たと思いますが。

そりゃ、服に綿を入れたり出したりしていた時代はあったけれども……敷布団はサイズが大きいから素人には難しいだろ。

いっそ、安価(高いものならあった筈)で端と中心の綿パーツを入れ替えられる敷布団があったら良いのですが。

そうすりゃ、干すにもバラせる分パーツ毎なら軽いだろうし。

それはそれで、カバーに戻す面倒が増えそう。

持続可能と自然と手間と。

何が正解かなんて、ちっぽけな人間には分からんのだ。

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登場人物紹介

作者の化身
 毒親育ち故にひねている

イマジニャリーフレンド
 ツッコミ担当

モブ

何にでもなれる黒い人

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