●黒ドラちゃん
古の森の大きな大きな大きな木の根元にある洞に棲んでいる、古竜の子ども。
可愛いものが大好きで、一番の親友はウサギのドンちゃん。
全身をつややかな黒いうろこで覆われている。
瞳は鮮やかで優しい若葉色。
今度の生では生まれて三年目、
●ドンちゃん
「雪をお口に入れるんだ!」から登場。
黒ドラちゃんの一番の親友。
初めて黒ドラちゃんと出会ったときは、まだ仔ウサギだった。
古の森の可愛い系のお友だち。
茶色のふわふわの毛、優しい茶色の瞳。
現在のアイコンの姿には納得できていないとか……
●ブラン
「雪をお口に入れるんだ!」から登場。
北の山に棲む輝竜。白銀に輝く美しい竜。瞳は古の森の湖と同じエメラルド色。年齢は120~130歳くらい、人間の姿は16~18歳くらい。
黒ドラちゃんの事を番認定しているものの、愛の道のりは遠く険しい。
魔術師が魔法を使う際に必要になる、魔石を作り出す力があり、国で重要視されているため、普段は国外へは出られない。魔石については、バルデーシュ国の代々の王と、なにやら契約をしているようす。その辺の事情はまだ明らかにはされていない……作者が人間を描くのが苦手なため、容姿については想像力の翼を広げてください。
●ゲルード
「雪をお口に入れるんだ!」から登場。
ゲルード=一応国一番の魔術師。
サラッサラの長く美しい金髪に透き通った青い目。見た目だけならスズロ王子と互角。けれどスズロ王子と魔術の事で頭の中がいっぱいの残念な存在。いつかイラスト化しようと思ってはいるが、ブランが描けないのと同じ理由でアイコンは……想像力の翼を鍛えてください。
●マグノラさん
「おとなになるって、かゆいんだ!」から本格的に登場。
古の森近くにある、白いお花の森に棲む華竜。花を咲かせる植物や、そこからの実りを見守る存在。人間や動物も同じく、子どもを身ごもるものの守り竜と言われている。年齢は580歳くらいで、赤茶色の大きな体。ガラガラ声だが、基本的に穏やかで優しく面倒見が良い。
ブランが生意気盛りの頃、お灸をすえたことあり。
●ラウザー
「貝をお耳にあてるんだ!」から本格的に登場。
バルデーシュ国の南の方に広がる砂漠に棲んでいた陽竜。ブランより少し遅れて誕生、115~125歳くらい。人間の姿では16~18歳くらい。とにかく明るくて良い奴。体も鮮やかな橙色。ただし、その性質から棲んでいる場所に雨が降らなくなり砂漠化しやすい。お天気竜、お祭り竜などと人間からは呼ばれている。村の女の子に失恋して孤独感から魔力のゆらぎを起こし、がけっぷちの受験生ロータを呼び寄せることになった。