古の森の仲間たち(忘れっぽいわたしのための覚え書き)

文字数 3,299文字

おかげさまで、古の森のお話も100話を越えました。
忘れっぽいわたしなので、
いつの間にかお話の中のみんなのお名前が変わっていたり、目の色や髪の色があやふやになってきたり。そんなことが度々あります。

それじゃあ、みんなもおちおちお話に登場できません。
覚え書きを残しておいたら?と、しっかり者のブランに言われて、
なるほど!と、ここに残しておくことにしました。
すでにキャラ紹介されているメンバーもいますが、ここにはまとめて載せてあります。

読んでも読まなくてもお話には何の影響もありませんから、
先を急ぐ方は次話へどうぞ。


**********


●黒ドラちゃん
古の森の大きな大きな大きな木の根元にある洞に棲んでいる、古竜の子ども。
可愛いものが大好きで、一番の親友はノラプチウサギのドンちゃん。
全身をつややかな黒いうろこで覆われている。
瞳は鮮やかで優しい若葉色。
今度の生では生まれて三年目、
本当なら人間の姿で5、6歳の女の子だったが、森の外に度々出かけたことで急成長した。
一度は12、3歳までになったが、ブランのうろこの魔石のおかげで、だんだんと戻ってきている。

●ブラン
「雪をお口に入れるんだ!」から登場。
北の山に棲む輝竜。
白銀に輝く美しい竜。
瞳は古の森の湖と同じエメラルド色。
年齢は120~130歳くらい、人間の姿は16~18歳くらい。
黒ドラちゃんの事を番認定しているものの、愛の道のりは遠く険しい。
魔術師が魔法を使う際に必要になる、魔石を作り出す力があり、
国で重要視されているため、普段は国外へは出られない。
魔石については、バルデーシュ国の代々の王と、なにやら契約をしているようす。

●ドンちゃん
「雪をお口に入れるんだ!」から登場。
黒ドラちゃんの一番の親友で、ノーランドプチ魔ウサギ。
初めて黒ドラちゃんと出会ったときは、まだ仔ウサギだった。
古の森の可愛い系のお友だち。
食いしん坊さんと出会うまでは、自分がノラプチウサギだということは知らなかった。
茶色のふわふわの毛、優しい茶色の瞳。
食いしん坊さんからもらったポシェットには、カミナリ玉がたくさん入っている。

●ゲルードと鎧の兵士さんたち
「雪をお口に入れるんだ!」から登場。
ゲルード=一応国一番の魔術師。
サラッサラの長く美しい金髪に透き通った青い目。見た目だけならスズロ王子と互角。
けれどスズロ王子と魔術の事で頭の中がいっぱいの残念な存在。
鎧の兵士さん達=実はエリート魔法騎士で構成されている。
ゲルードを尊敬しているが、そこはかとなく残念さも感じ取っている。

●マグノラさん
「おとなになるって、かゆいんだ!」から本格的に登場。
古の森近くにある、白いお花の森に棲む華竜。
花を咲かせる植物や、そこからの実りを見守る存在。
人間や動物も同じく、子どもを身ごもるものの守り竜と言われている。
年齢は580歳くらいで、赤茶色の大きな体。
ガラガラ声だが、基本的に穏やかで優しく面倒見が良い。
ブランが生意気盛りの頃、お灸をすえたことあり。

●ラウザー
「貝をお耳にあてるんだ!」から本格的に登場。
バルデーシュ国の南の方に広がる砂漠に棲んでいた陽竜。
ブランより少し遅れて誕生、115~125歳くらい。
人間の姿では16~18歳くらい。
とにかく明るくて良い奴。体も鮮やかな橙色。
ただし、その性質から棲んでいる場所に雨が降らなくなり砂漠化しやすい。
お天気竜、お祭り竜などと人間からは呼ばれている。
村の女の子に失恋して孤独感から魔力のゆらぎを起こし、がけっぷちの受験生ロータを呼び寄せることになった。

●ラキ様(真名は雷衣姫/らいき)
「ラウザーのひとりごと」で本格的に登場。
雷様の眷属で、元々いた場所は日本ではないかと思われる。
何かの拍子にこの世界へ来てしまったが、戻れるまでは気楽に過ごそうと砂漠にとどまっていた。
同じく日本らしき場所から飛ばされてきた「ふじの」という妊婦を助けたことから、長くこの地にとどまることに。
ラキ様のおかげで、南の砦のオアシスは一年中枯れることが無い。
ドンちゃんのふわふわがお気に入り。
ふわふわを堪能した後は、カミナリ玉をご褒美としてあげている。
ラウザーのことはけっこう気に入っているが、ツンデレな感じ。

●モッチ
「おとなになるって、かゆいんだ!」から本格的に登場。
古の森にだけ棲むというクマン魔蜂さん。
その中でも特に大きくて力持ちで、冒険心も豊富。
特技は特大はちみつ玉作り。


●バルデーシュの王族のみなさん
「キラキラ王子に会いに行くんだ!」から、ちょこちょこ登場。
*王=バルデーシュ・ク・ジュラン6世、黒に近いこげ茶のクルクルした髪。
普段は穏やかで冷静な判断力を持つ賢帝。
ただ、シェリル姫を見た時だけ情熱に火がついて暴走してしまった過去あり。
*王妃=シェリル様。妖精がたくさんいるノルド国のご出身。
妖精みたいに華奢で美しく、金の髪の持ち主。
*第一王子=スズロ様、20歳。ゲルードやカモミラ王女は幼馴染。
金のクルクルっ毛、透き通った水色の瞳。
妖精からも愛される、色んな意味で光り輝く王子様。
*第二王子=セルジ様、13歳。こげ茶のくるくるっ毛。
*第三王子=ソロン様、10歳。こげ茶でサラサラっ毛。
*末っ子お姫様=ターシャ様、8歳。多分シェリル様似。

●カモミラ王女とドーテさん(&モーデさん)
「見つけるのって大変なんだ!」から登場
*カモミラ王女=ノルドと兄弟国のノーランドの第三王女。
ドンちゃんと同じ、茶色のふわふわしたくせっ毛に優しい茶色の瞳。
本人の自覚は無いが、妖精たちからとても愛される存在。
*ドーテさん=カモミラ王女の侍女さん兼幼馴染。
多分、波打つ黒髪をすっきりとお団子にまとめて、アメジストの瞳のキリッとしたしっかり者。
後のお話から登場するモーデさんは、ドーテさんと双子の姉妹。

●食いしん坊さん
「見つけるのって大変なんだ!」から登場
グィン・シーヴォ三世=由緒正しきノーランド魔ウサギ。
でも、名前を聞き間違えたドンちゃんから“食いしん坊さん”と呼ばれることに。
灰色のモフモフ、目は青。

●その他の皆さんたち

*ロータ=石田龍太、がけっぷちで大学受験を控えた高校三年生。
モデルのDKもぎりぎりがけっぷち状態だった。
受験期に、絵に描いたような反抗期を体現してくれた為、古森が彼へのストレス解消のために出演させたとか……
今は親元を離れて、大学生活を送っている。
家を出てからは、何かと「ありがとう」という言葉を送ってくれるようになった。
可愛い子には旅をさせろ、可愛くなくても旅をさせろ!を古森に実感させてくれた存在。


*コレドさん=南の砦の偉い人。
*リュング=南の砦の魔術師見習い君。実はふじのの子孫。
ラウザーの尻拭いにかけては、ブランに次ぐ実力者。

*閃光の細工師グラシーナ=ふじのの生まれ変わりらしい。
王都で一、二の実力を誇る細工師のテルーコの元で修業を積んでいる。
ラキ様と再会することで、細工師として一つの区切りを迎える。

*コポル工房のガジュ・ペペル=小さな下町の織物工房の働き者。
双子の赤ちゃんのお父さんで、マグノラさんも認める子煩悩の愛妻家。
奥さんは、ペペルが作ってくれるはちみつ水が大好き。

*ノーランド王宮蜜蜂の皆さん=ノーランドスノーブルー蜜蜂が正式名称。
上品で美しい銀色がかった水色が魅力的な蜜蜂さん。
末っ子ホペニの上は、全部お姉さんで未来の女王蜂候補で気が強い。
モッチの度胸の良さとはちみつ玉作りには一目置いている。


◇◆◇◆◇◆◇◆◇

●特別出演
・・・
三点リーダーもどきの皆さん。
古森っちの無知により、ほとんどのお話にトリオで登場させられていた。
その後、ctrl+fさんの働きにより各話から救出済み。
現在はトリオを解散し、中点として地道なソロ活動に専念している。
ワンクリックで応援できます。
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登場人物紹介

●黒ドラちゃん

古の森の大きな大きな大きな木の根元にある洞に棲んでいる、古竜の子ども。

可愛いものが大好きで、一番の親友はウサギのドンちゃん。

全身をつややかな黒いうろこで覆われている。

瞳は鮮やかで優しい若葉色。

今度の生では生まれて三年目、

●ドンちゃん

「雪をお口に入れるんだ!」から登場。

黒ドラちゃんの一番の親友。

初めて黒ドラちゃんと出会ったときは、まだ仔ウサギだった。

古の森の可愛い系のお友だち。

茶色のふわふわの毛、優しい茶色の瞳。

現在のアイコンの姿には納得できていないとか……

●モッチ

「おとなになるって、かゆいんだ!」から本格的に登場。

古の森にだけ棲むというクマン魔蜂さん。その中でも特に大きくて力持ちで、冒険心も豊富。特技は特大はちみつ玉作り。


●ブラン

「雪をお口に入れるんだ!」から登場。

北の山に棲む輝竜。白銀に輝く美しい竜。瞳は古の森の湖と同じエメラルド色。年齢は120~130歳くらい、人間の姿は16~18歳くらい。

黒ドラちゃんの事を番認定しているものの、愛の道のりは遠く険しい。

魔術師が魔法を使う際に必要になる、魔石を作り出す力があり、国で重要視されているため、普段は国外へは出られない。魔石については、バルデーシュ国の代々の王と、なにやら契約をしているようす。その辺の事情はまだ明らかにはされていない……作者が人間を描くのが苦手なため、容姿については想像力の翼を広げてください。

●ゲルード

「雪をお口に入れるんだ!」から登場。

ゲルード=一応国一番の魔術師。

サラッサラの長く美しい金髪に透き通った青い目。見た目だけならスズロ王子と互角。けれどスズロ王子と魔術の事で頭の中がいっぱいの残念な存在。いつかイラスト化しようと思ってはいるが、ブランが描けないのと同じ理由でアイコンは……想像力の翼を鍛えてください。

●スズロ王子、20歳。バルデーシュの第一王子。

ゲルードとは幼馴染。金のクルクルっ毛、透き通った水色の瞳。妖精からも愛される、色んな意味で光り輝く王子様。

●マグノラさん

「おとなになるって、かゆいんだ!」から本格的に登場。

古の森近くにある、白いお花の森に棲む華竜。花を咲かせる植物や、そこからの実りを見守る存在。人間や動物も同じく、子どもを身ごもるものの守り竜と言われている。年齢は580歳くらいで、赤茶色の大きな体。ガラガラ声だが、基本的に穏やかで優しく面倒見が良い。

ブランが生意気盛りの頃、お灸をすえたことあり。


●ラウザー

「貝をお耳にあてるんだ!」から本格的に登場。

バルデーシュ国の南の方に広がる砂漠に棲んでいた陽竜。ブランより少し遅れて誕生、115~125歳くらい。人間の姿では16~18歳くらい。とにかく明るくて良い奴。体も鮮やかな橙色。ただし、その性質から棲んでいる場所に雨が降らなくなり砂漠化しやすい。お天気竜、お祭り竜などと人間からは呼ばれている。村の女の子に失恋して孤独感から魔力のゆらぎを起こし、がけっぷちの受験生ロータを呼び寄せることになった。

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