第46話 医師クラスタに激震
文字数 1,216文字
倉持先生から処方された薬。
イベルメクチン
フロモックス（抗生剤）
デカドロン（ステロイド）
ファモチジン（デカドロンの為の胃薬）
アセトアミノフェン（解熱剤）
県内の（大抵の）お医者さんは解熱剤しか出してくれない。
けど処方できる薬あるなら自宅療養の人に積極的に処方してあげて欲しい。
この処方はかなりアクロバティックらしくてさ、医師クラスタに激震が走ったんだ。
・恐らく軽症とはいえコロナ患者に、イベルメクチン＋フルモッコス＋デカドロン３点セットを処方することがどれくらいヤバイか、医者や薬剤師以外には伝わりにくい。
「効かない可能性の方が高い薬」＋「絶対に効かない薬」＋「むしろ害になる薬」というセットで出しているって事。
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上記の医師たちとは別に、倉持医師へ処方の事実の有無を、直接リプライする医師たちが現れる。
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倉持医師、批判を浴びる。
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倉持医師、反撃に転じる。
詳細不明ですが、コロナに抗生剤ステロイドが必要な病態が合併していれば処方をします。
診察をして医師として判断した内容ならなにも問題ない。
もし、この方が医師で見てもいないのに処方内容にケチをつけ、デマをばら撒くのであれば法的処置をすぐおこなう。
覚悟せよ！ 診療妨害。
名誉毀損及び営業妨害で開示請求を行うとDM。
当方が診察していないにも関わらず失礼をいたしました。
当該ツイートは削除の上お詫びします。
それに比べて俺達の長尾医師は、「殺されるかも」なんてボヤいたりして、なーんか憎めないっつーか。
海ちゃん、ブラマヨ吉田みたいに丸め込まれているんじゃない？
倉持医師はやっていることはプロから見たらアレだけど、患者には親身で熱くて、お薬いっぱい出してくれるんだから。
ウサギ医師は、医師として絶対に越えてはならない一線は越えていませーん！
（そんなことより、猫君、ワクチン打てたかな……）
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