第32話 【日常回】カフェ修行
文字数 1,463文字
兄ちゃんは、三依市雲間温泉境リハビリセンター近くにある、三依信金を脱サラして開業したマスターの喫茶店に弟子入りした。
(チャットノベル:『リスケジュール』の舞台です)
マスターは褒めて伸ばすタイプ。
そこに常連の不動産仲介業者、田端さんもやってきた。
その界隈にちょっと興味がありまして。
その芸人さんは「ポリエチレングリコール(PEG)アレルギー」なんですかね?
アレルギーをワクチン未接種の隠れ蓑にしているのか。
アレルギーは打てないと思い違いをしているのか。
いずれにせよその芸人の発言を聞いて、「自分もアレルギーだから打てない」と、勘違いする人が出てくるかもしれない。問題発言かも。
出川さん、ワクチン未接種だと今後の仕事の幅が狭くなるんじゃないの?
ロケとか行っても歓迎されないでしょ。
俺、ぜんぜん人のこと言えないけど、肥満だと感染したら重症化しやすいんだって?
出川さんもけっこう太っているし、ヤバイよね。
どうやら兄ちゃんは、ずっとマスターや常連さんたちと噂話をしていたようです。
ウサギは、羽河市の「うさぎ洋菓子店」に弟子入りした。
(一般小説:『電波うさぎ洋菓子店』の舞台です)
朝5時に起きて身を清めたら、お天道さまに向かって二礼二拍手。
店の周辺、道路側も含めて掃除。
一汁一菜の朝食を食べたら、地域の見回り隊活動。
スクールゾーンで元気に子ども達に挨拶。
帰ったら店内の掃除、感謝の心を込めて丁寧に。
ウサギさんは店主に、生活態度、生きる姿勢から指導をされてしまったようです。
1週間後、奥雲間村に戻った2人。
コポコポコポ…………お店に広がるいい香り。
常世沼周辺が、また賑やかになってきました。
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