第35話 猫君の将来の夢
文字数 1,326文字
タコ焼きは1人3個ずつ。
あっという間に食べ終え、みんなでおしゃべり。
……僕、小学生の頃、喘息でよく発作起こしたんです。
それでお母さんは僕を心配して、食事療法や体質改善の本をたくさん読んだり、セミナーっていうのに行ったりして勉強していました。
お母さん、南出市長のコラムはとっても納得するって言っていました。
~猫君の回想シーン~
僕は自分が辛かったとき、助けてくれたお医者さんや看護師さんを尊敬している。
大変なのはわかっているけど、僕も頑張って勉強して、医療の仕事をしたいんだ。こんなこと言うの照れくさいけど、あの看護師さんに励ましてもらったように、今度は僕が誰かを励ましたいなって……
猫君を見送る3人。もう空には一番星。
上空を遮るもののない常世沼周辺は、夕暮れグラデーションのフルスクリーン。
1日の終わりに、お月見しながら露天風呂に入るウサギ。
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