第100話 維新の会と共同親権①
文字数 1,504文字
私史上、初めて到達した100話目。
記念すべき会がヘビーになったよ。しかもコロナまったく関係無し。
それにこの「離婚後共同親権」の話、家庭によってさまざまなケースがあるので、一方から見ただけでは判断できないということを、頭の片隅に置きつつ……
(コソコソ話)
そのせいかどうかはわからないけど、最近、作者お気に入り外されたっぽいよ。
でもやるんだよ、このままいくぞ。
そして政府がマスク外せと言っても、私は付ける、マスク外しの同調圧力に負けるか。
おお、ウザ猫、体制に逆らったりしてロックじゃん。(笑)
うん。猫さんわかる。私も最近まで維新に無関心だった。
脱マスクとか言い出さなければ。
第97話で紹介した維新の梅村みずほ氏のツイートから、「共同親権」というワードを知ったんだよね。
この”猫さん”てのは、当事者、しかも被害者なのか!
うん。共同親権が導入されたら困る側。
感情に飲み込まれずに問題提起をされている。
僕が説明するよ。
現在の日本では「単独親権」のみの適用となっている。
離婚後は、父か母のどちらか一方しか親権者になることができない。
(民法819条1項、2項)
そこで離婚後の父母が、共同で子どもの親権を持つ「共同親権」の議論が進められているってわけ。
【共同親権が導入された際のメリット】
・離婚後も、両親が協力して子育てができる
・離婚時の親権争いを回避できる
・養育費の支払いがスムーズになる(かもしれない)
【共同親権が導入された際のデメリット】
・子どもに生活面と精神面の負担がかかる
(共同親権が導入されても、子どもと一緒に暮らせるのは片方の親のみなので、落ち着かない生活になりそう)
・子どもが両親の板挟みになる
・子どもが、DVやモラハラ、性的虐待を受けていた場合、また被害に遭う
共同親権推進派は、「片親による子どもの連れ去り防止」を理由に導入を進めている。
そして反対派は「DV親から逃げられなくなる」と警戒している。
声を上げられている推進派は、ある日突然妻子が家を出て行ってしまった元父親たちの模様。
元妻子が住民基本台帳ネットワーク(住基ネット)の閲覧に制限をかけ(DV等支援措置)、住民票で転居先が追えなくなってしまった方々という印象です。
妻子が家を出た理由は、さまざまなケースがあると思います。
もちろん妻側に問題があるケースも存在すると思います。(虚偽、浮気、精神疾患等)
私がメリット・デメリットどちらもあるように感じたのは……
それは共同親権が導入されたら、「面会交流が拒めない」という点。
デメリットしか思いつかないよ。
子どもがDV、モラハラ、それに……性的虐待を受けていた場合……面会してまた被害に遭ってしまうよ……
面会交流を拒めないってことは、元の親が介入しやすくなるってことで。
例えばの話、離婚後母親に引き取られ、母親が再婚して、子どもが義父から虐待を受けた場合、元の父親が介入して保護することも可能なのかなと。
……机上の空論かもしれないね。心配するような元親なら、共同親権うんぬんの前に行動するだろうし。
とにかく、義父母からの虐待のニュースが多すぎるんだよ……
義父母だけでなく、実親からの虐待もあるしな。
それに配偶者のDVから命からがら逃れて離婚したのに、再婚した相手もDVするようなエンドレス地獄とか。
地獄のバリエーションが多すぎる……
日本維新の会は、共同親権を公約に掲げている唯一の政党なんだよね。
導入部だけで、なんか疲れたぜ。
今日はここまでにして、いったん休憩、甘いもんでも食べようぜ。
ほいきた。梨でもむこうか。
というわけで、次回へ続く。
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