第43話 長尾医師と倉持医師

文字数 851文字

長尾和宏医師はさ、反ワクチン派に堕ちてアレなんだけど、なーんか気さくで憎めないっつーか、俺的に。


同じくワイドショー常連の、インターパーク倉持呼吸器内科院長の倉持仁医師は、ちょっと怖いんだよな。

どうして?
なるほど、Twitterのbio「誹謗中傷は許さない、反撃します!」だって。
(あ、倉持医師のTwitter、可愛いウサギのアイコンだ!)


(看護師さん、ウサギのワッペンつけている!)

(ウサギの好きなピンク色)
倉持医師のクリニックに一気に親近感を抱いたウサギ。
あ、10/23に本出版したばかり。


『倉持仁の「コロナ戦記」:早期診断で重症化させない医療で患者を救い続けた闘う臨床医の記録』

ラノベ並の長文タイトル。気合い入ってんなー
コロナに関わっている医師たち、けっこう本を出すんだね。

トンデモ医師が断トツ多いけど。

フフッ、そうかも。

ジュンク堂は、ナカムラクリニック(E医師)、船橋俊介(16話 G氏)、斉藤新緑(25話 福井県議)、片山ジョージの本を、ちゃんと〈陰謀論〉の棚に置いてくれているんだって。

本屋の好感度上がるな。
今年の1月、倉持医師のクリニックに、カッターの刃が送られたり、「テレビに出るな」って張り紙されたりの嫌がらせを受けているよ。


一生懸命PCR検査やって、効果の薄いイベルメクチンだけど患者が欲しがるから処方して、熱くていいお医者さんじゃないの? どうして脅迫を受けるの?

そんなこと言ったら、尾見会長は殺害予告をされているぜ。

その頃栃木県は感染者数が全国4位になったりして、危機的な感染拡大をしていたんだ。


倉持医師のクリニックではPCR検査を宣伝していたから、県外から検査希望者がたくさん集まった。

そこから感染拡大したって推測した人が張り紙をしたんじゃないかな。

SNSでも誹謗中傷をされているみたいだけど、どうしてなのかな?

今回はお笑い芸人さん、からんでいないよね?

うーん、なんというか……倉持医師はグレーゾーンというか……
優秀な医師クラスタのみなさんが、いろいろと物申しているみてえだぜ。
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登場人物紹介

素朴で真面目なウサギ。お昼寝とスイーツが好き。三依市奥雲間村でのんびり暮らしている。

雑談がガイドラインに抵触しないよう、作者からお目付役を頼まれている。


物知りで穏やかな悪魔のお兄さん。

反ワクチン派たちが、預言やら悪魔やら千年王国やらをしきりに口にするため、気になってこちら側に遊びに来た。

山奥の奥雲間村が気に入って滞在中。

海坊主だが、奥雲間村の常世沼(とこよぬま)が気に入って棲息している。

各方面に遠慮無く喋る自由人。

喋っているのは海坊主なので大目に見てください。


町中にあるウサギの実家に住むお嫁ちゃん。

家族の健康を第一に考え、健康食品に傾倒した結果、自然派ママの洗脳を受けてしまう。

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