第14話 ゆるふわ雑談 反ワクチン派界隈D・E

文字数 1,284文字

じゃあ、サクサク紹介するね。


次に紹介するのは、「D医師」

D医師のクリニックは「波動医学」「スピリチュアルヒーリング」を推奨。

ウィス●●シン医科大学名誉教授という肩書き。

アメリカの公立名門大学群の一つだって!

ちなみに2021年6月の情報。

D教授の主張は、「新型コロナ及びワクチンに対する、ウィスコン●●医科大学のスタンスを反映していない」として、大学側で内部調査中。

長いから略すけど『新コロ警鐘医師と議員の会』の発起人の1人。

重鎮だ。

波動医学って、どんなことするの?
『波動測定・波動改善』施術料金 60分 10,000円


波動発生装置『テラトロン』ってのがあるよ。料金不明。

「患者の写真をこの装置に装着することで、遠く離れた患者の治療も可能です。(遠隔治療)」だってさ。

遠隔治療って僻地に住んでいて医療を受けにくい患者に対して、インターネットの情報通信技術を使って診療したりすることじゃないの? 


ウサギはそう思っていたよ。

ウサギさんが言っているのは王道の「遠隔医療」。旭川医科大学がパイオニアらしいね。


写真を置いて”治療”という”おまじない”とは、まったくの別物だよ。


賢者たちがチームで進化させてきた「遠隔医療」を、おまじないなんかとごっちゃにしたら、王道に失礼だよ、ウサギさん。

むうぅ……

治療などと言わずに、最初から加持祈祷、まじないをするために写真をお供えしていると言って欲しいね。


(兄ちゃん、ちょっとチクチク言葉)

クリニックでは”愛と健康”を掲げているんだな。愛情ホルモン「オキシトシン」が鍵?

これは女性が食いつきそうだな~

(海ちゃんの発言は全方位に危なっかしい……)
お医者さん繋がりで、「E医師」


C教授と一緒に国を訴えている。

E医師のクリニックのキーワードは「代替医療」「オーソモレキュラー」

オーソモレキュラー? なんだそれ?
なんか独自の栄養学みたい。サプリメントいっぱい取り扱っている。

7月下旬にワクチン被害の本を出版している。

同じ頃、E医師はD医師と後日紹介予定のジャーナリストH氏の3人で共著も出版。


共著の帯には、

「危険なのは接種直後の副反応だけではありません。阿鼻叫喚が始まるのは2年後~5年後なのです!」

「良心派医師が心底憂慮する理由」

へえ、ちょっと読みたくなるような煽り文句~
このE医師、noteをたくさん書かれていて、コロナの話は5000前後くらいイイネついている。


でもたまに出てくる眠そうな人(作者)は、ちょっと苦手な文章で読めないんだってさ。

イキリ具合にゾワゾワするらしい。 ま、反ワクチン本はどれもゾワゾワするんだろうな。
作者は反ワクチンを調べすぎて、ネットから反ワクチン本をおすすめされるようになっちゃったみたい。ご愁傷さまでした。
こういうのって、有害図書指定とかにできねえの?
禁書とか?(クスクス)
みんなかえって読みたくなって、反ワクチン派への燃料投下になるよ。


ちょっとでも弾圧すれば、反ワクチン祭は最高潮に盛り上がっちゃうんじゃない?

反ワクチン派重鎮、SNSで発信「弾圧された、(やれ)」


受信した信者たち「はい!」


一斉に号令かけそうだな~

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登場人物紹介

素朴で真面目なウサギ。お昼寝とスイーツが好き。三依市奥雲間村でのんびり暮らしている。

雑談がガイドラインに抵触しないよう、作者からお目付役を頼まれている。


物知りで穏やかな悪魔のお兄さん。

反ワクチン派たちが、預言やら悪魔やら千年王国やらをしきりに口にするため、気になってこちら側に遊びに来た。

山奥の奥雲間村が気に入って滞在中。

海坊主だが、奥雲間村の常世沼(とこよぬま)が気に入って棲息している。

各方面に遠慮無く喋る自由人。

喋っているのは海坊主なので大目に見てください。


町中にあるウサギの実家に住むお嫁ちゃん。

家族の健康を第一に考え、健康食品に傾倒した結果、自然派ママの洗脳を受けてしまう。

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